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プロジェクト紹介
国際交流の会とよなか (TIFA)

プロジェクト
ウェブサイト
プログラム
サービスグラント(自主)
エリア
大阪府
進捗率
完了
団体名
国際交流の会とよなか (TIFA)

豊中市にて地域の主婦を中心に在住外国人や留学生などの外国人と家族的な交流を通じた国際交流活動を進めています。住居探しや病院への付き添い、日本語クラスなどの生活に密着したサポートから、多文化子育てサロン、国際子どもキャンプ、ネパールの子どもや女性の支援活動など、活発な活動とは裏腹にウェブサイトによる情報発信はなかなか手つかずのまま。。。今回のプロジェクトを通じて、アクティブな団体の様子をタイムリーに伝えるサイト作りを目指します。

NPOのニーズ
ホームページのデザインが2001年開設時から変わっておらず、使用しているソフトも旧型であったため、多彩な活動一つ一つを十分に伝えることができないのが悩みでした。また、情報の登録や更新を事務局だけで行っていたため、各活動の担当者から情報が提供されない限り、活動報告が行われないなど、在住外国人や地域の方に正確な情報をタイムリーに伝えることができなくなっていました。
 そこで、「シンプルかつ機能的なWebサイトの構築」のため、サービスグラントに相談しました。誰が見ても分かりやすく、統一感のあるサイトにするとともに、各活動のメンバー自身がサイトを更新し、タイムリーに情報発信できる仕組みの確立を目指しました。カフェについてもアピールして集客力向上を図り、活動に参加は出来ないが寄付はしたいという方々にも存在を知ってもらって、NPOの資金的自立度を高めることも、期待しました。

チームの取り組み
まず、TIFAの活動内容を理解し、新サイトへの希望を把握するため、TIFAの中心メンバーの方々とミーティングを行いました。続いて、TIFAの強みや課題を見直すために、地元行政や外国人留学生のサポートを通じて関係の深い大学、他の国際交流NPOの関係者などにヒアリングを行い、長年の実績、公的機関とは違った機動力ある活動によって、地域の外国人支援で頼れる存在として認知されていることを確認しました。また、外国人支援のみならず、国際交流、さらにはネパールでの教育支援といった国際協力まで行っておられ、その活動範囲の広さと深さを認識しました。
旧Webサイトの構成では、多種多様な活動が整理されないままになっていることが課題と認識。Webサイト利用者が知りたいことが簡単に分かり、TIFAの活動に参加したいと思えるような構成にすることを目指し、多様な活動を「まなぶ」「ふれあう」「ささえあう」「国際協力」に大きく分類し、それぞれの下に具体的な活動を紹介する形式を採用しました。
また、運用面の課題解決にはCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)「Wordpress」を導入することにより、特定の管理者だけでなく、誰でも簡単に情報更新を行える仕組みを構築しました。

成果
リニューアル後のWebサイトについて、会員から「活動が整理され、見やすくなった」という声が寄せられています。1日平均約100件のアクセスがあり、旧サイトに比べて「ずっと多くなっていると思う」と、事務局は感じています。サイトを見た人から「ネパール地震の被災者をサポートしたい」と連絡があったり、学校から「国際交流のために外国人を紹介して欲しい」という要請が寄せられるなど、社会からの認知度も向上しています。Webサイトを通じた問い合わせから入会する方も出てきました。
また、メディアからの取材で「どのような活動をしていますか?」という質問が出た際に、Webサイトで簡単に概要を知ってもらうことも可能になりました。国内・海外で多様な活動をしていることが評価され、「自由都市・堺 平和貢献賞」(堺市主催、朝日新聞社後援)を受賞しましたが、Webサイトをリニューアルして活動内容を整理して伝えたことの効果が大きかったとTIFAメンバーは感じています。
旧サイトは事務局長が一人で運営していましたが、今は事務局スタッフ4人全員が最低限の運用ができるようになり、自宅での作業も可能で、事務局の負荷が軽減したということです。
参加したプロボノワーカーは、約30年の活動歴を誇るNPOの活動内容、中心メンバーの方々のパワーに圧倒され、大きな刺激を受けました。また、仕事の繁閑や体調の波によって動きにくくなった人を別のメンバーがカバーするなど、企業内の仕事とは異なる協力、協調ができるプロボノ活動の柔軟性を実感し、今後様々な活動に挑戦する際に貴重な「経験値」になると考えています。

NPOの声
NPO法人国際交流の会とよなか
筒井百合子
初めて「プロボノ」という言葉を新聞で目にしたのはたしか2010年。何か新しい空気を感じて、大阪でのキックオフイベントに参加してみました。それからずっと気になっていたものの、なかなか応募する勇気がなく、3年後、意を決して申請書を書きました。なぜ躊躇していたかというと、それまでのホームページがあまりにひどい状態で、隅々見られるのが恥ずかしかったのです。しかし、そうも言っておられないほど古いファイルが溜まり、手に負えなくなってSOSを出した、というのが正直のところです。

 TIFAでは、約90名の会員が15ほどのプログラムに分かれて多彩な活動を展開しています。その活動の広がりと30年の歴史とが相まって、前のホームページには膨大なデータが未整理のまま詰め込まれていました。それを、絡みあった糸をほぐすように整理し、断捨離して、すっきり見やすいサイトにリニューアルしてくださいました。私一人で悪戦苦闘していた更新作業も、事務局スタッフはじめプログラムリーダーの何人かが自宅でもできるようになり、ほんとうに楽になりました。また、当会の活動を説明するときに「ホームページを見てください」と言えるようになったことも大助かりです。

 チーム・ヒクタス(プロボノさんのチーム名)のメンバーは、皆さんお仕事で多忙な方々ばかり。一方、私たちも毎日のように活動やイベントがあり、互いにスケジュールを合わせるのに苦労しましたが、何とか一歩一歩進んで、ゴールにたどり着くことができてよかったです。働き盛りのプロボノさんチームと、元気なボランティアおばさん集団。こんな異文化の出会いもこのプロジェクトならではですね。(笑)
 パワフルな活動にまだまだウェブサイトが追いついていませんが、基本を作っていただいたので、これをベースにより充実したサイトにしていけるよう頑張ります。

 

 

進捗状況

アカウントディレクター:
松田さん
プロジェクトマネージャー:
野秋さん
マーケッター:
木下さん 真野さん 山崎さん
コピーライター:
山口さん
ウェブデザイナー:
中村さん

2014.03.28

納品+打ち上げを実施しました。

2014.03.28

最終確認&テストを実施しました。

2014.03.24

詳細デザイン制作・テキスト修正・コーディングを実施しました。

2014.02.03

2月7日にチームMTGを実施し、必要要素の洗い出しと今後のスケジュールについて確認します。

2014.01.09

基礎クリエイティブ提案に対するフィードバックと承認を実施しました。

2014.01.08

基礎クリエイティブ提案を実施しました。

2013.12.10

基礎クリエイティブ制作を実施しました。

2013.11.20

制作プラン提案に対するフィードバックと承認を実施しました。

2013.11.14

制作プラン提案を実施しました。

2013.10.02

制作プラン策定・構成設計を実施しました。

2013.09.21

チームMTG後、修正後ワイヤーフレーム案の提出あり。10月初旬に制作プラン提案の予定で調整。

2013.09.08

ナックルさんより、現サイトマップ、ワイヤー資料について提供あり。

2013.09.06

チームMTGの再開。ターゲットの再度確認とコンテンツ案出しなどのブレストが再開。

2013.07.27

中間提案に対するフィードバックを実施しました。

2013.07.20

中間提案を実施しました。

2013.07.20

集合写真

2013.06.18

中間提案事前ミーティングを実施しました。

2013.06.15

ヒアリング以外の調査・リサーチ作業を実施しました。

2013.06.14

個別ヒアリングを実施しました。

2013.04.30

キックオフミーティングを実施しました。

2013.03.01

テキスト素材作成(NPO側作業)を実施しました。

掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。

プロジェクト:ウェブサイト
ウェブモダン
つばめの会
J-heritage
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