地域での実践/佐賀県

プロボノSAGAスタイルから33プログラムへ

導入期:佐賀プロボノ導入可能性調査事業

研修を終えて佐賀へ戻った中村さんが、最初に取り組んだのは「プロボノ導入可能性調査」でした。佐賀県内のNPOを訪問しどのようなニーズがあるのかヒアリングしたり、まずは「プロボノについて理解を深めよう」とプロボノ勉強会を開催したりしました。この調査の結果は、『佐賀県におけるプロボノ導入可能性調査事業報告書』(2012年3月)にまとめています。


                  プロボノ勉強会>>

 この調査をもとに、佐賀のNPOのニーズが高く、かつ、実現可能性が高いプログラムは何かを検討していきました。
また、チームメンバーのポジション名の佐賀版を作成し、はカタカナ語を減らし浅く広く伝わるような名称へ変更するなど工夫をこらしました。




               ヒアリング調査の様子>>

プロボノSAGAスタイル始動!

2012年度から、いよいよプロボノSAGAスタイルを開始。「プロボノカフェ」を県内10か所で開催し、プロボノのことをよく知っていただく機会を提供するとともに、参加者を募っていきました。

そして、第1期は6つのプロジェクト(Webリニューアル2、営業資料2、事業計画立案1、マーケティング基礎調査1)が進行することになりました。

第1期 支援先NPOとプロジェクト概要

NPO法人佐賀県難病支援ネットワーク

営業資料プロジェクトを行いました。

プロジェクト終了後には、プロボノワーカー達が核となって、難病サポーターズクラブJAPANが発足しました。
https://www.facebook.com/nanbyosupport

社会福祉法人 さくら会 障がい支援センター SAKURA

ウェブサイトプロジェクトを行いました。
リニューアル後は、動き・インパクトが出て、各方面からの問い合わせが増えました。

地域カスタマイズへの挑戦

第1期のプロボノプロジェクトが成功裏に終わり、NPO、プロボノワーカーみなさんからポジティブなコメントをいただく一方、課題もみえてきました。それは、地域のNPOには、プロボノの支援の活用は非常に有効的ではあるけれども、そもそもの運営のための資金が圧倒的に不足している団体が非常に多い、という現実です。

そこで、さが市民活動サポートセンターは、公益財団法人佐賀未來創造基金と協働で「松竹梅な助成プログラム」という、お金の助成とプロボノ支援をかけあわせた助成プログラムを実施することにしました。具体的には、《松》は活動資金とプロボノ、《竹》活動資金助成のみ、《梅》はプロボノを助成するという3つの支援の組み合わせを、NPOのニーズに合わせて提供するものです。

2014年からは、プロボノ事業の事務局も、佐賀未來創造基金へ移し、現在(2014年12月)佐賀県のプロボノ支援事業は、やはりお金(助成金)と人(プロボノ)による支援をかけあわせて提供する「33プログラム」として引き継がれています。

33プログラムとは? 3(さん)は、参加のさん!誰もが気軽に参加できるという意味を込められています。3秒でできる、3時間でできる、3日でできる、3ヶ月でできる…短期〜長期と、様々な期間設定のボランティアプログラムを準備しており、ライフスタイルやお仕事状況に合うかたちで関わっていただけるのが特徴です。

【参照】
佐賀未來創造基金 33プログラム〜寄付とボランティアの力で一緒に社会を変えるチャレンジ!〜
進行中プロジェクトの情報がトップページからご覧いただけます。

プロボノ・コーディネーター人材研修を受けて(中村 直子さん)

参加する前は、「プロボノ」という言葉は聞いたことはありましたが、詳しいことはわからず、研修には「まずは、どのようなものかしっかり学ぼう」という気持ちで参加しました。
研修中は、とにかくあっという間に過ぎた!という印象です。審査の現場や、プロボノチームとNPOのミーティングなど、本当にたくさんの「現場」に同行、参加させていただいたのが一番の経験になりました。

 研修後は、佐賀のNPOのニーズや、プロボノワーカー候補となる人たちのマーケティングを勉強会開催などを通じて実施しながら、実施の準備を早速はじめました。1年目は、まずはサービスグラントが東京で行っているようなモデルを基本に、一部をカスタマイズするかたちで実施し、2年目以降は、より佐賀のNPOやプロボノになじむようにモデルをチェンジしていっています。

これからプロボノ・コーディネーター人材研修の受講を検討している方へ

まずはプロボノ導入のHow toを学んでみることをお勧めします!この研修では、地域のプロボノ事務局(コーディネターの立場)が大切にすべき視点から、実際に必要なツールやスキルなど、初めてプロボノ事務局を設ける方も安心して1から学べる内容となっています。現在は、佐賀県の現状やニーズに合う形(プロボノとお金の助成の組み合わせ型助成)に進化した「プロボノSAGAスタイル」ですが、全ての基本エッセンスはここから。地域に合ったプロボノを模索する方にも大きな学びになる研修です。

武雄市市民協働コーディネーター
中村直子さん
(研修当時:さが市民活動サポートセンター)

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