武田 元彦さん [マーケッター]

技術系ベンチャーの支援事業を運営しながら、地方創生事業に携わっている武田元彦さん。プロボノで参加した豊岡市の地方創生プロジェクトが「人生を変える出会いになった」と言います。プロボノが起業や独立に与えた影響とは?詳しくお話を伺いました。





※このインタビューは、イベント「プロボノトークライブ 独立/起業編」(2017年3月11日開催)の内容をもとにお届けします。
そのため、本記事に掲載されている情報は上記イベント開催日時点のものになります。

       

「地方創生事業に携わるきっかけとなったのは、兵庫県豊岡市のふるさとプロボノ*への参加でした。豊岡市は、農薬を使わない農法を開発することによって、コウノトリと共生できる街づくりを推進するプロジェクトを行っています。そのプロジェクトの認知をより広めるためのウェブサイトを改善する支援を行いました。」
「当初は、ウェブサイトのリニューアルが豊岡市からの要望でした。しかし、豊岡市の方のお話をきいているうちに、まずは、ウェブサイトに掲載するプロジェクトの意義や価値をより明確にする必要を感じました。そこで地域にお住まいの人々にお話を伺うため、4日間豊岡市の古民家に宿泊しながら、昼間は地域にお住いの人々や農家、行政の方にひたすらヒアリングを行い、夜は交流会を開いて、情報収集を行いました。最終的に、『豊岡市のブランディングをする』という大きな目的をおいて、ウェブサイトをリニューアルすることにしました。」

プロボノは、人生を変える出会いに
“自分の名前”で働き評価される、刺激的な経験だった

「プロボノでの豊岡市とのお付き合い以来、毎年同市とコミュニケーションを取っていました。それがご縁で今、一緒にお仕事をさせていただいています。さらに昨年、豊岡市に引っ越し!東京には出張で来ています。かなり人生を変える出会いとなりましたね。」
「組織ではなく“自分の名前”で働き、個人として評価されることがとても刺激的でした。カウンターパートであった市長・副市長や行政の方々が意思決定をされる瞬間を、間近で見ることができたのも大きな経験になりました。」

たまにしか会えない中で得られる限られた情報から、相手をよく理解してアウトプットを出すことを学んだ

「限られた情報しかないなか、相手をよく理解して、アウトプットを出すことを求められることがありますよね。支援先団体は日々活動されていますが、プロボノワーカーはたまにしか支援先の活動現場に行けない。そのため、どうしても両者で持っている情報に差が出てしまいます。プロボノ活動で、会える時間が限られている中で相手をよりよく理解するという経験を積んで、それが現在の仕事にも役立っています。」
「相手をよく理解してアウトプットを出すには、支援先を取り巻くステークホルダーも含めてきちんと理解するということが大切ではないかと思います。打ち合わせをする相手が一人でも、その先にいる何十人、何百人というたくさんの人のことを理解するために想像力を働かせることが重要ではないでしょうか。」

プロボノは今始められる小さなアクション

「何かやりたい気持ちがあれば、まずは小さなことからやってみたら良いと思います。起業も、いきなり起業と思うと荷が重いですが、プロボノなど、身近なことから始めてみると良いのではないでしょうか。」

【参照】

*ふるさとプロボノ: 大都市で活躍するビジネスパーソンやクリエイターが、仕事で培ったスキルや経験の提供を通じて、地域社会の課題解決や地域経済の自立を応援する【地域交流型プロボノプログラム】
 
豊岡市のウェブサイト(リニューアル後の「コウノトリと育む」ページ)

 

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