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プロジェクト紹介
高齢者が高齢者にスマホを教え社会とつながる。Win-Winのしくみづくりを呼びかけよう。

プロジェクト
営業資料
プログラム
大阪ええまちプロジェクト
進捗率
完了
団体名
きんきうぇぶ

きんきうぇぶは、富田林市でパソコン教室の運営から活動を開始した団体です。現在でも市内10ヵ所で定期的にパソコンやスマホ、タブレットなどの教室を開催するかたわら、活動を続ける中で、数多くの地域と連携した事業を手掛けるようになってきました。 介護予防につながる街かどデイハウス、市内のNPO・ボランティアの中間支援機能を担う「市民公益活動支援センター」の運営なども担っています。

H28年度には、助成金を活用して「スマホでつくる小地域ネットワーク」事業を実施。スマートフォンの使い方を教える 高齢者の講師ボランティアを養成するとともに、市内15ヵ所で4回シリーズの講座を開催しました。注目すべきは、講座受講者の大半が70〜80代の高齢者であることと、さらに、約40名に上る講師ボランティアには、50〜80代の男性が多く参加していることです。スマホを効果的に活用することで、高齢者が社会との接点を持ちやすくなると同時に、講師ボランティアには、一般的にあまり地域活動に出てこないと言われる定年でリタイアした男性が反応し、社会参加のきっかけをつかんでいる点は見逃せません。また小地域単位のスマホ講習会を開催することにより、普段地域の集まりに関心のない人もスマホ教室のニーズにより、地域での講習(集まり)に参加することになります。スマホの情報交換をすることで 顔をあわせ、隣近所の繋がりが強まり、地域への関心が高まることから地域活性化、小規模多機能自治の実現へと近づきます。見守りが必要な要援護者や孤立している高齢者を発見するだけでなく、地域住民でスマホの機能を駆使しながら支援方法を考えたり話し合うことが可能になるでしょう。

プロジェクトでは、「スマホでつくる小地域ネットワーク」を市外の他地域でも導入・実践していくことを呼びかけるような資料作成を通じて、ITをつかった高齢者の社会参加の機会づくりと小規模多機能自治の実現を応援します。

 

進捗状況

2017.12.06

無事に営業資料の納品を終え、成果報告会でこれまでの取組みを発表しました。そこでのコメントを紹介します。

メンバーからのコメント

「育児と仕事、頭の切り替えの練習になった。目的とゴールが共有できたから皆が満足いく資料ができた。」

「普段の仕事では関係者に直接話をきくことがないが、新しく楽しい体験になった。この体験を仕事に活かしたい。」

「作成した資料の納品だけではなく、新たな体験も届けることができてよかった。」

「仕事とは違い様々な立場の人とやりとりをした。手探りでわからないことも多かったが、それ以上に熱い思いに沢山ふれることができて楽しかった。」

きんきうぇぶ寺田さんからコメント

「成果物の仕上がりはもちろん、僕らのことをすごく理解して作ってくれたことに事務局一同感動した。自分たちの関係者にヒアリングできたのは素晴らしい機会となった。個人的にも同年代の人たちと仕事ができて楽しかった。」

双方ともに充実したプロジェクトとなったようです。

2017.11.30

成果提案ミーティングを行いました。
他地域に展開するための営業資料をメンバーそれぞれが担当したパートを順に説明。
育児や家事の合間を縫って作りあげた成果物に対して、 支援先のみなさんから
「すごくいい、わかりやすいです。団体のことを本当にわかってもらえていると感じます」
という言葉もいただきました。
営業資料の説明が終わった後は、参考情報として、チームで調査した営業先の提案も実施。
高齢化率が高くて近隣との繋がりが強い地域よりも、近隣との繋がりが希薄な地域の方が、 スマホの講習会へ高齢者が参加することで繋がりを作っていくことができそう、と 具体的な営業できる地域をイメージしたり、 チームからは、企業人ならではの企業へ響くアプローチ手法を伝えていきました。
ミーティング後は、修正箇所を確認して、営業資料完成まであと少しです。

2017.11.17

チームミーティングを行いました!

現在、11/30(木)に予定している成果提案ミーティングに向けて、急ピッチで成果物の作成がすすめられています。

作成する、確認する、ブラッシュアップする、のサイクルを家事・育児の間でこなす、ママボノさん(ママのプロボノ)たち。全員が担当をもち、全員で意見し合いながら、まとめられていく状況は、受容性が高い女性ならではじゃないでしょうか。

当日までにもう1度集まって最終確認〜調整を行う予定です。

2017.11.14

スマホ教室ボランティア講師育成を基点に、学んで繋がって、地域交流を広げて深めることを目的とした「スマホでつくる小地域ネットワーク」。助成事業ではじまったものですが、更なる発展を目指すための営業資料をつくるのが当プロジェクトのミッションです。

事業への理解をより深めるために、実際に受講〜講師まで体験されている方々にインタビュー。現場の声を聞くことで事業の魅力、社会への影響、個人のニーズや気持ちなどを探ります。

スマホを勉強してよかった、楽しかった、関係性が広がった、孫とテレビ電話で話せる、情報を手に入れやすくなった、役立てた実感、教えることで学び楽しめるなど、笑顔満載、とても前向きな姿勢のお話を伺いました。
なかにはInstagramのフォロワーか1,000人を超えてる方もいらっしゃり、プロボノワーカーもびっくり!

インタビューのあとは、団体さんと成果物の擦り合わせミーティングも行いました。全体のストーリー、各論の諸確認、写真素材、デザインのテイストと、細部にわたって確認。

プロボノメンバーは更に残ってミーティング。成果提案まであと2週間。ママたちは頑張ります!

2017.11.02

キックオフミーティングを実施しました! 笑顔も交じりながら和やかな雰囲気のもと団体とプロボノチーム双方での自己紹介から始まり、事前に調査した情報を元に、団体のことを詳しく知るためのヒアリングをしていきます。 支援先の寺田さんからは「スマホを使うことが目的でなくあくまで手段。教室に集まるから、みんな集える。関係性ができ繋がりができる。それが見守りにもなるし、介護予防にもなるんです」と熱い思いも伝えていただけました。 全体のスケジュール、また直近のヒアリングの進め方についても合意して、プロジェクトがスタートしました。

2017.10.18

初めて顔合わせするメンバーと、初めてのプロボノプロジェクト。緊張とワクワクに包まれながらも、ここはさすがの社会人、支援先理解をすすめ、プロジェクトの着地点をイメージするため、各位がそれぞれの視点でコミットしていきます。そしてまずは、11/2に行われる支援団体とのキックオフミーティングに向けての準備作業の洗い出し、役割分担、スケジュール整理を行いました。

2017.08.21

自分たちの強みを活かして 地域のために尽くす可能性を実感。
最初に訪ねたとき、教室では高齢者たちがノートPCとむきあい、画像を貼付ける方法を学んでいました。きっとお年寄りにとって難しいことを、新しく学ぼうとする意欲に感動しました。「家に帰ってまた練習する」といって帰る姿を見ていると、介護予防というよりも、日々の充実さを感じます。小さく丸くなりつつある背中にぴったり合いそうな、大きめのノートPCを持ち帰るお年寄りの笑顔が印象的でした。 きんきうぇぶは、女性たちがパソコンを学ぶために立ち上げた団体。長年に渡って南大阪一円に講座を開いてきました。いまではスマホ講座やタブレット講座もしています。地域に根付き、住民と深く関わってきた魅力を活かして、高齢者の自立生活を地域で支え合う住民活動や、認知症予防教室を担っています。富田林金剛地区だけでなく、近隣の自治体の生活支援コーディネーターなどとも連携し、高齢者見守りシステム「おはよう伝言板」や、その他アプリ開発といった自分たちの強みを活かして、今後どのような新しい活動を拓いていくのか。私たちにお手伝いできることがたくさんありそうです。by:ライター神野

掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。

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