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プロジェクト紹介
日本民家再生協会

民家の学校作業風景
プロジェクト
マーケティング基礎調査
プログラム
サービスグラント(自主)
エリア
東京都
進捗率
完了
団体名
日本民家再生協会

民家の素晴らしさを学び広める情報・文化活動と、具体的に民家を1棟でも多く残していく民家再生の活動を行っている団体です。民家が好きな人、民家に住んでいる人、民家に住みたい人、民家について学びたい人、民家再生に携わる建築家・施工者・職人が会員として参加しています。
「民家に住みたいと思いながら実現できなかった方が希望のあった民家に出会えるように。」
「ご自身が所有している民家に価値があると考えていなかった所有者に、壊してしまう選択ではなく、譲る、販売する、貸すといった選択肢を与えられるようになりたい。」
など、団体が目指す理想の状態に向けて、「民家を欲しい人」の数、地域、年齢などは状況はどうなのか?また、その人たちの希望する民家とはどのようなものか?
一方、活用予定の無い民家を所有する人達はどのような提供形態を望んでいるのか?
判断に役立つマーケティング基礎調査をお手伝いします。

NPOのニーズ
日本民家再生協会は、基幹事業の一つとして、さまざまな事情で手放される民家をデータベースに登録し、引き取り手とのマッチングを行う「民家バンク」の取り組みを展開しています。
一棟でも多くの民家を残していきたいという思いで活動していますが、地方では現在も取り壊されたり、放置されたままの民家が多く、さらにそれらの情報を団体が十分に拾い切れていないという実情がありました。また、近年では、民家活用が社会に広く浸透し引き取り手のニーズが多様化したため、「民家バンク」の事業スキームではマッチングがうまくいかない案件などが増えてきていました。
そのような状況下で、団体は、「民家バンク」の認知度向上と「民家バンク」事業の見直しのアイディアを求めていました。

チームの取り組み
チームは、「民家バンク」事業の客観的な分析と改善案の提示をすべく、3つのテーマについて調査提案を行うことを決意。それぞれについて下記のような調査・提案を行いました。

■民家バンク登録件数の増加に向けて
「民家バンク」に関わったことのある会員11名へのヒアリング調査と、これまでの事業データの分析を実施。
昨今の民家を取り巻く国家・行政の動きや施策を共有しつつ、日本全国にいる団体の会員と連携・協力しながら、自治体へのアプローチを強化することなどを提案しました。

■買い手の増加、認知度向上に向けて
「民家バンク」の特徴と世の中のトレンド、社会情勢を鑑み、住み替えや地方転出、別荘の購入のニーズが高いミドル/シニア層に向けた広報の強化を提案しました。また、近年、古民家へ注目する企業が増えていることに着目し、”法人“を新たな対象として視野に入れることを提案しました。

■事業スキームの見直しに向けて
民家の保全・マッチングを行っている市町村や他NPOなどの事例調査を実施し、「民家バンク」事業と比較。比較した結果を元に、短期的な視点と中長期的な視点それぞれにおける改善策を提案しました。

成果
プロボノチームの提案を受けて、団体はまず、法人との連携と、ミドル/シニア層への広報強化の取り組みを開始。某企業のWEBサイト内のページや、ミドル/シニア層が多く会員登録するサービスの会報誌での団体情報の掲載を新たにスタートしました。
また、団体は、社会において古民家に興味を持つ人の裾野が確実に拡がっていることを実感し、プロボノプロジェクト終了後も、団体に関わってくれる人が増えるよう、さまざまな試行錯誤を行っています。

NPOの声
認定NPO法人 日本民家再生協会(JMRA)
事務局 渡辺 泉さん
新規事業開拓の可能性についてご提案いただくことで、「従来の活動を継続していればいい」という考えだった理事や会員が、問題を認識するきっかけになりました。調査提案をいただいたのは2年ほど前になり、当時とは市場の状況も変わってきていますが、当時ご提案をいただいたおかげで、サービスグラントさんとの会議に出席した会員を中心に「何か新しい行動を起こさなければならない」という認識を持ち続けることができており、新たな取り組みの提案も増えてきました。一方、既存の取り組みを評価されたことで、会員が活動に自信を持つきっかけになりました。今後、新規事業が具体化した際には、マーケティング基礎調査以外のプロボノプログラムも利用したいと思っています。

 

民家フォーラム2014 in 鳥取(シンポジウムと民家まつり)

千葉蔵解体・再生ボランティア(2013年度)

 

進捗状況

アカウントディレクター:
荒井さん
プロジェクトマネージャー:
川窪さん
マーケッター:
栗林さん 塩見さん 中島さん 松永さん

2016.05.07

メンバー5名が出席のもと、最終ワークショップを実施しました。プロボノチームの貢献に対して非常に高い評価を頂いた他、マンパワーの確保が次の課題と認識されていました。今年からプロボノワーカーが団体運営にも積極的に参画開始となったサービスグラントの手法を研究したい、のコメントも。 すぐにでも次のサービスグラントのサポートを申込たい、と仰っていたところに、今回のプロジェクトへの満足度が伺えます。全ての関係者の皆さま、ありがとうございました。

2016.04.09

報告に対するフィードバックと承認を実施しました。

2016.04.02

調査報告を実施しました。

2016.03.27

ヒアリング以外の調査を実施しました。

2016.03.15

個別ヒアリングを実施しました。

2016.03.15

活動現場見学・体験を実施しました。

2016.02.28

提案に対するフィードバックと承認を実施しました。

2016.02.28

調査方針提案を実施しました。

2016.02.13

対象事業・商品・サービス等の現状把握を実施しました。

2016.02.01

キックオフミーティングを実施しました。

2016.01.17

キックオフ事前ミーティングを実施しました。

掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。

プロジェクト:マーケティング基礎調査
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