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プロジェクト紹介

ばぁばの家 あさだ

西区
ばぁばの家 あさだ
プロジェクトの種類
活動運営マニュアル(ボランティア案内資料)
プログラム
ハマボノ
進捗率
進捗率100
「ばぁばの家あさだ」は、バス通りから住宅街の坂道を登る途中にある一軒家。10年前に、空き家になる家を地域で活用してほしいと、空き家の所有者から声をかけて頂いたことがスタートのきっかけでした。以来、高齢者向けの居場所、親子のつどいの広場、介護保険の要支援者対象の居場所、その他、茶話会、手仕事の集まりなど、様々な活動を展開しています。

現在団体が抱えている課題は、参加者が固定化してきており、新しい参加者があまり増えていないということと、ボランティア不足です。これまでも様々な活動をしてきましたが、もっと地元の人に気軽に来てもらえるようにイベントをさらに工夫したいと考えており、そうした運営に携わってくれるボランティアメンバーを募集していますが、希望者を思うように集められていません。

そこで今回のプロボノプロジェクトでは、「ばぁばの家あさだ」のボランティアスタッフを募集するために、ボランティア募集説明会などで使用できるボランティア案内資料をパワーポイントで作成します。
またそれにあたり、「ばぁばの家あさだ」を理解していただくための情報を整え、ボランティアとして「ばぁばの家あさだ」で活躍していただける様々な役割について整理をし、ボランティアスタッフを充実させるための方法や募集方法を検討します。
進捗状況
プロジェクトマネージャー:
梶谷さん
マーケッター:
岩井さん 加藤さん 倉本さん 田中さん 安原さん

2020.10.24

ハマボノ2020、ハマボノ1DAYチャレンジ2020の、オリエテーションを8チームで実施しました。自己紹介から始まり、地域包括ケアについての研修、プロジェクトのスケジュールや分担の確認を行い、2週間後のキックオフミーティングに向けて、プロジェクト準備がスタートしました。

2020.11.07

ハマボノ全5チームが集合し、キックオフミーティングを実施、プロボノチームと支援先団体の皆さまとの顔合わせをし、プロジェクトがいよいよ本格的にスタートしました。

2020.11.12

現地訪問(11/23)に向けて、チームでオンラインMTGを実施しました。

2020.11.23

「ばぁばの家あさだ」をチーム全員で訪問。成果物の具体的なイメージについて、あらためて団体と話し合い、「ボランティア募集を目的としたチラシと、詳細な内容を説明する資料」を作成する方向で進めることにしました。また、募集の仕方やイベント企画等についても、現状を丁寧に伺いながら様々な視点で意見交換を行いました。

2020.12.11

ばあばの家にて、施設長同席のもと、社会福祉協議会の方やケアプラザ担当者の方から、どのようなかたちで「ばぁばの家 あさだ」のボランティア募集をサポートされているのかヒアリングを行いました。

2020.12.12

チームと団体でZOOMmtgを実施しました。そのなかで、成果物についてのチーム側の認識を団体に伝え、具体的なイメージをすり合わせ、意見/希望を伺いました。

2021.01.08

ボランティアの女性4名など団体関係者にZoomヒアリングを実施。また、地域ケアプラザのコーディネーターさんにボランティア募集のサポート等についてZoomヒアリングを行いました。

2021.01.23

中間提案を実施し、成果物となる説明会パワーポイント資料とボランティア募集チラシの内容や構成を確認しました。 

2021.02.05

2月5日にチームミーティングを行いました。

2021.02.13

数々のヒアリングを経て、「ばぁばの家」の由来や意義を整理し、ボランティア活動内容を具体的に表現した資料とチラシが出来上がり、2月13日(土)に成果提案MTGを行いました。早川さん、秋保さん(団体)をはじめ、生活支援コーディネーターの志田さん、信岡さん、社協の工藤さん、区役所の村上さんも参加され、「温かみがあってわかりやすい」「ものすごくすっきりしました」と大満足のご様子でした。引き続き、テキストの微調整を行い、2月20日に完成形を納品する予定です。

2021.02.20

最終納品を行いプロジェクト完了となりました。チームの皆さん、お疲れ様でした!

プロジェクト成果
たくさんの想いを整理して、伝わることばに。
ボランティアさん募集に向けた説明資料作成。

チームは、求められているボランティア像や役割を何度も団体と意見交換しながら理解を深め、募集チラシとスライド資料に使うことばや要素を整理していきました。
スライド資料では「ここに来れば誰かに会える。ここに来れば安心できる。」をキャッチフレーズに、代表の想いを簡潔にまとめ、意義や重要性は、地域包括ケアシステムやフレイル予防のイラストを利用して強調。一日の活動の流れを時間割にし、様々なかたちでボランティアに携われることも明記しました。初めての方の不安が取り除けるようQ&Aコーナーも設けました。募集チラシは、スライド資料の要素を抜粋して簡潔に加工しました。両方とも、写真やイラストを効果的に使い、わかりやすく親しみを感じてもらえるよう工夫しました。最終提案後にプレ説明会を実施するなど、アフターフォローも。「私たちと一緒に、心地いい居場所を作ってくれるボランティアさんを募集したい。その気持ちを丁寧にくみ取っていただけました」「いろんな面でアドバイスをいただき、とてもいい刺激になりました」「チラシの配布は4月から実施したい。この資料を活用して、しっかりと対応していきます」などの感想をいただきました。

プロジェクト成果の“その後”

作成いただいたボランティア募集チラシは、ケアプラザに設置して配布し、個別のポスティングも実施しています。ボランティア説明会資料は説明会で使っています。プロジェクト終了からのこの約半年の間に、既に説明会を2回実施しました。今後の説明会でも引き続き使用する予定です。
説明会に参加いただいた方から、3名が新規ボランティアとして参加くださいました。そのうち2名は運営委員となり引き続き活躍されています。ハマボノ開始時にボランティアも増やしたいが、運営委員を特に増やしたいと思っていたので、その目標も早々に達成でき、びっくりしています。
ハマボノでプロボノの皆さんと一緒に活動し、外部からの視点で意見をもらえたことが、とても良い刺激になりました。

[2021/9/25ばぁばの家あさだ秋保様へのヒアリングより/ご協力:プロボノワーカー梶谷さん]

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