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プロジェクト紹介

輝楽理庵

神奈川区
輝楽理庵
プロジェクトの種類
活動運営マニュアル
プログラム
ママボノ
進捗率
進捗率100
もの作りなどの高齢者向けイベントの開催や、配食サロンなどを運営しています。
活動スタートのきっかけは東日本大震災。翌日からのお祭りの用意をしていたところに震災が起こりイベントは中止、イベント用に準備していた炊き出しを、避難をしている人に提供しようと用意をしました。しかし、避難所での規定などで対応がスムーズにいかず、作った料理をすぐに渡せない状況がありました。この体験を通し、地域の力を活かすための仕組みづくりが必要だと感じていた中、町会長さんの計らいで、神之木町町内会館を借りて活動ができることになりました。
以来、体操やもの作りなどのイベント、食事などを通して、地域のご高齢の方が元気になれるように、地域活動を展開しています。

現在団体は、コロナ禍もあり、例えば今後オンライン診療が広がったときに、高齢者も抵抗なくオンラインコミュニケーションツールを活用できるようにするなど、高齢者にオンライン活用を広めることが必要だと感じています。そのため、高齢者のオンラインコミュニケーションツールの活用に向け、端末などを準備して、高齢者向けのオンライン体験講座を開きたいと考えており、誰でも運営ができるマニュアルがほしいと思っています。

そこでプロボノプロジェクトでは、高齢者がオンラインでもつながれることを体験し、オンラインツールを使えるようにするために、使用する端末などについての整理された情報や、オンライン使用手順がわかるマニュアルを作成し、運営スタッフ以外の人でもオンライン体験会を担当できるようになることを目指します。
進捗状況
リーダー:
笠木さん 辻野さん
メンバー:
鍵山さん 田中さん 大場さん 石川さん

2020.10.08

ヨコハマプロボノのママボノ2チームが、オリエンテーションを実施しました。支援内容の確認や今後の進め方の確認、キックオフミーティングに向けての準備を開始しました。これから2か月が楽しみです!

2020.10.20

キックオフミーティングを実施しました。チームが事前に準備をしたプレゼン資料に沿って、支援先の現状やニーズに対する理解の認識合わせや、今後のプロジェクトの進め方などを支援先の皆さんと確認しました。

2020.10.22

オンライン体験会で使用する端末とSIM選びについて、支援先の方と打ち合わせをしました。ご希望をヒアリングしながら、端末の使いやすさや料金システムの違いなど、事前に調べた情報を参考にアドバイスを行いました。また、今回作成するマニュアルのスコープも絞り込みました。

2020.10.27

現場活動の見学と支援先の方々のヒアリングを行い、現在の団体のみなさんのスマホ・ケータイの利用状況などをまとめました。

2020.11.04

チームミーティングを行いました。

2020.11.08

支援先が購入した端末へオンライン体験会で使用するLINEアプリのインストール等、設定のサポートを行いました。

2020.11.09

支援先を訪問し、引き続きスタッフ向けと貸出用の端末の設定のサポートと、体験会マニュアルのプロトタイプを提示し、成果物のイメージの擦り合わせを行いました。

2020.11.17

中間提案ミーティングを実施し、作成したオンライン講習会マニュアルのプロトタイプを、支援先にご提案しました。
マニュアルの内容はご要望に沿っていることが確認でき、今後はこのプロトタイプをもとにマニュアルを最終化する過程に入ります。
これまでの端末やSIMカードの購入・LINEアプリのインストールのサポートを経て、今は団体の皆さんがLINEグループでのメッセージのやり取りを実践されている様子も知ることができました。

2020.11.20

提案に対する回答と承認を実施しました。

2020.11.24

支援先と成果物及び、成果提案後すぐに行われる成果物(マニュアル)を利用した団体が実施する高齢者向けオンライン講習会についてなど、話し合いました。

2020.11.26

成果提案ミーティングを実施し、LINEの使い方やSIMカードの設定方法、Q&A集などを含むオンライン講習会運営マニュアルをご提案しました。高齢者の方にもわかりやすいように、一つ一つのステップを丁寧に説明し、写真も多用するなど工夫しました。
12月1日には、いよいよこの資料を利用して、団体がオンライン講習会を行います。チームも参加し、実際の使用感を確認予定です。
成果物の最終納品は、講習会後のフィードバックを頂いてから行います。

2020.12.07

提案に対する回答と承認を実施しました。これでプロジェクトは終了です。早速このマニュアルを使って、遠保にいるご家族とお話ができた方がいたり、他の団体へもマニュアルを広める動きが出ており、とても実用的なマニュアルとなりました。
2か月間本当にお疲れ様でした!

2020.12.08

横浜のママボノ2チームの成果報告会を、支援先の方、支援先団体推薦者の方などの同席もいただき、実施しました。2チームがそれぞれ、プロジェクトの報告、成果物のご紹介、メンバーからの感想などを発表し合いました。

プロジェクト成果
言葉の表現や文字・写真の大きさなど、高齢者へのわかりやすさに配慮したマニュアルを作成

ママボノチームは、代表の吉岡さんと相談をしながら、SIMカードやタブレット端末の情報を調べ、今回の利用に適した端末とプランを提案。
マニュアルは、ヒアリングで把握した高齢者の理解度にあわせて、1ステップごとにスライドを作成。慣れない方にもわかりやすい「基本編」「応用編」「質問集」の3部作のマニュアルとなりました。
プロジェクトの最後には、吉岡さんをはじめ、団体スタッフ内でLINE体験会を実施。スマホに慣れない方が多いなか、それでも新しいことに挑戦される姿、皆で楽しく学ぼうとされる姿がとても印象的でした。

吉岡さんからは、「幼子を育てながら社会貢献に取り組まれているママボノさんたちに、祖母世代のスタッフは刺激を受けて、活動に積極的になりました。成果物も感謝しておりますが、ゴールまでのプロセスでも無形の大きなものをいただきました。」とのご感想と、コロナ禍で直接会うことができないご家族とLINEで顔を見ながら話せることができた方がいらっしゃった、など、早速嬉しいご報告を頂いています。

プロジェクト成果の“その後”

プロジェクト直後、成果物のマニュアルを使用してスタッフの勉強会を4回実施し、その後、スタッフ対象にオンライン会議を3回開催しました。コロナ禍での感染予防のため介護予防活動はLINEで実施し、それは現在も継続しています。

スタッフからは、「LINEで友達が増えました」「講習会参加後にスマホを購入した。LINE研修会は友人に紹介しています」「高齢なので覚えられるか不安だったけれど、仲間の刺激とマニュアルのお蔭で操作できるようになり、写真を送ったり、オンラインで通話したりしています」「かかりつけ医のオンライン予約や相談ができました」など、多くの感謝の声が寄せられています。

コロナ禍が終息に向かい安全な状況になりましたら、まずは2か所で成果物のマニュアルを使用して学習会を開催する予定です。

[2021/10/10 輝楽理庵 吉岡様へのメールヒアリングより]

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