プロジェクト紹介
認定NPO法人鎌倉あそび基地

多様な子ども達が自分らしく成長するため、行政や学校、子ども達を応援する団体や飲食店等と連携しながら「子どもが真ん中」の居場所づくりに取り組んでいます。
具体的な活動としては以下の3つです。
●フリースクールLargo:学校に行けない子ども達と保護者のためのフリースクールおよび、神奈川県教育委員会と協働で制作した「学校と地域の学び応援『キミイロ』」という不登校情報ポータルサイトを運営し、増え続ける不登校の子ども達とその家庭のサポートや、学校や行政、フリースクール等支援者のネットワークづくりに寄与。また、平日昼間に開催している地域食堂は、フリースクール利用者以外の子どもや家庭の居場所にもなっています。
●学童保育ふかふか:少人数制の家庭的な雰囲気の中で手づくりのおやつを提供したり、子ども達一人ひとりの特性を受け入れたりと丁寧にサポート。また、地域の方々や大学生と連携して、子ども達が多様な経験をできるように、子ども目線を大切にしながら運営をしています。
●啓蒙活動:地域の人たちを対象とした、子どもたちの不登校の状況を伝えるイベントを開催。地域食堂には地域の支援者の参加も受け入れています。また、学校内でのフリースペースの設置におけるアドバイスや研修の提供等をおこなっています。
現状、学童保育とフリースクール事業を同施設内で行う中で、長期休み等は学童保育を優先せざるを得ない状況があり、フリースクールに通う子どもたちの活動場所の確保が課題となっています。加えて、今までリーチできなかった困窮家庭に対するフリースクールの奨学金の提供や生活の支援等を行い、畑やカフェ、総菜提供などの様々なステークホルダーが関わるような地域のたまり場のような場も作っていきたいと考えています。
このような活動を行う中で、なかなか巻き込みができていないステークホルダーとして企業があります。「子どもが真ん中」の居場所づくりや地域づくりに企業にも関わってもらうことで、今まで情報が届かなかった層に子どもたちの現状を知ってもらい、困窮家庭への支援などにもつなげていきたいと考えています。ただ、団体内で企業との協働経験が乏しく、どのようなところで企業との連携ができるのか具体化できていません。また、団体の強みや活動を通じてどういった成果を出していきたいかなども十分に言語化できていない状況です。
そこで、プロボノプロジェクトでは、企業連携に向けた営業ツールの作成とアプローチ方法の提案を行います。
具体的には、団体内部や企業に対するヒアリング、類似団体の調査等を通して、団体の強みを明確にし、企業への提案内容について仮説を立て、鎌倉あそび基地の紹介と企業との連携内容や協賛・寄付の記載がある営業資料を作成し、多様な子どもたちが自分らしく、地域全体で受け入れられながら成長することを後押しできる「子どもが真ん中」の居場所を多様なステークホルダーと作り、広げていくための企業連携(協賛や寄付も含む)ができるようにします。
進捗状況
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
- 一般社団法人 ICTリハビリテーション研究会
- セカンドハーベスト京都
- かぷかぷ山のようちえん