
社会感度
課題先進国である日本のさまざまな社会課題の解決、持続可能な社会づくりの視点から、企業も新しい事業を生み出すことが求められています。そのためには、社会課題やその解決に向けた活動を肌感覚で捉え、自分事化することが今後ますます重要となります。本プログラムでは、社会課題の解決に挑むNPO組織の一員として活動することで、当事者意識を高め、社会全体の変化に気づき、対応する力、「社会感度」を高めます。
リアルな課題に対して、初めて顔を合わせたメンバーで、ビジネススキルを活用し成果を出す。「プロボノリーグ」は社会課題を題材にした実践型の人材育成プログラムです。いま、複雑化する社会課題やテクノロジーの進化により、企業の働き方は見直しが迫られています。本プログラムでは、これからの働き方に必要なチカラを体得するため、異業種企業のメンバーが協働し、社会課題解決を担うNPO組織の一員となって価値を創出する越境経験をしていただきます。
課題先進国である日本のさまざまな社会課題の解決、持続可能な社会づくりの視点から、企業も新しい事業を生み出すことが求められています。そのためには、社会課題やその解決に向けた活動を肌感覚で捉え、自分事化することが今後ますます重要となります。本プログラムでは、社会課題の解決に挑むNPO組織の一員として活動することで、当事者意識を高め、社会全体の変化に気づき、対応する力、「社会感度」を高めます。
複雑化する社会の課題は、一企業が保有しているナレッジやノウハウを超えて、異業種・異セクターとのパートナーシップが解決の糸口となります。これからは、社内外の多様なメンバーとチームを組んで、目的や期限が定められたプロジェクト型の仕事がますます増えると言われています。本プログラムでは、様々なバックグラウンドを持ったメンバーとの協働を実体験することで、新たな価値を共創することの重要性やコツを肌で感じ体得します。
変化の激しい経済環境の中で、イノベーションを生み出し続けることが企業の成長のカギを握ります。これまでの方法に捉われず、組織の変革を促すイノベーションマインドは、これからの企業人一人ひとりに必須とされるマインドセットです。プログラムでは、自らが感じた問題意識を出発点として、NPO等のソーシャルセクタ―の真の課題を見つけ、組織の変革を促す成果までのプロセスにチャレンジしていくことで、イノベーションマインドを醸成します。
社会課題解決に挑むNPO組織の一員として組織の抱える課題を解決。またその先にある社会課題解決に寄与する具体的な成果をアウトプットします。
価値観の異なる多種多様な業界のメンバーとチームを組んで、互いの文化・価値観を分かち合いながら、切磋琢磨することで自己概念に変容を起こし、新たな自己を発見します。
プログラムの学び・気づきを定量的にフィードバックします。フィードバックレポートをもとに、職場でも継続的なフォローをすることができます。
「このプログラムへは、2016年から延べ33名が参加させていただきました。参加者の研修に対する満足度は高く、社会感度の向上や自身のスキル確認などに効果を感じています。2019年より導入いただいた評価指標は、本人にとって社内外からの客観的な評価を認識でき、キャリア形成に向けての有益なツールになると考えています。さらに、参加者を送り出した所属部署が研修に関与する機会、そして所属員の変化を考える機会が設けられたことから、研修と現場をつなぐツールとしての効果にも期待しています。」
富国生命保険相互会社 人材開発本部副部長 大河 和之氏
「企業活動と社会活動の境目が溶けてきている現在、新規事業のシーズは、社会課題にあることが増えています。社員がひろく社会課題に興味関心を持ち、一時的にせよ社会課題の現場に身を置く機会を与えることは、新しい事業を創る上で、会社として大切な投資であると考えます。また、参加した社員にとって、社会における企業の存在意義とその企業の中で自分たちが働く意味、この両者をとらえ直すよい機会になったと感じています。」
株式会社エル・ティー・エス 組織人財開発部執行役員 山本 行道氏
「NPOを知ること、地域に興味をもつこと、プロボノを知ること、そして自分を知ること、ポジティブメンバーの集まりに入ることで前向きになること。これらを企図してプログラムに参加しました。業種や世代が異なるメンバーや団体とのセッションを通じて、日常業務では中々気づき得ない自身の強みや発揮できる付加価値の発見につながったと感じています。コミュニケーションの取り方の幅が広がり、周囲への好影響にもつながっています。」
三井住友信託銀行株式会社
「仕事で培ってきたものは何だろう。仕事から離れたときに、社会の中でどう活かせるだろうか。」ということを考える貴重な機会となりました。初対面のメンバーと、それぞれの得意分野を生かし、力を出しあうことによって、短期間でここまでのアウトプットを出すことができたことは、強い自信に繋がりました。また他社のメンバーから、自身の強みのフィードバックをもらうことができ、励みになりました。
食品系メーカー勤務 T氏
会社が謳っている「事業を通じて社会課題を解決する」ということが、自分の業務に結びついていませんでしたが、プロボノリーグを通じて、自身の仕事がどのように社会や世界と繋がっているかを考える時間を持てたことが有意義でした。会社の中にいると会社の変化を見がちですが、時代の変化、社会の変化に敏感になっていきたいと思います。また、どんな社会課題であっても必ず出来ることがあることを学び、自分事として感度を上げていきたいです。
電機メーカー勤務 A氏
自身の強みや弱みについて客観的に把握した後に実在するNPOの課題解決に取り組むことで、活動の中において自身が抱える課題の改善を図ることができた点が最大の学びでした。また、会社の人事制度とは少し異なる観点で自身の能力を把握できたことは新たな発見です。自身が抱える課題を意識し、その改善を図りながら仕事ができるようになったのは、プロボノリーグのおかげですし、自身の成長にも大きく繋がっていると感じています。
金融勤務 N氏
株式会社エル・ティー・エス / 株式会社ウィルグループ / NTTデータシステム技術株式会社
JBCCホールディングス株式会社 / 大日本印刷株式会社 / 東京エレクトロン株式会社 / 中西金属工業株式会社
日本ユニシス株式会社 / フコクしんらい生命保険株式会社 / 富国生命保険相互会社
株式会社富士ゼロックス総合教育研究所 / 三菱電機株式会社 / 三井住友信託銀行株式会社 /株式会社リコー
ほか12社
2023年度の開催ご案内は2023年4月を予定しています
対象:若手~中堅社員(目安:管理職登用前の社員の方)
開催場所:東京(主にオンラインで開催予定)
実施期間:約1カ月半(集合形式4日間)
開催日程:10月14日(金)、10月28日(金)、11月11日(金)、11月25(金)
申込締切:2022年7月29日(金)
「愛する子ども達のために」という理念のもと、病気や障害のあるお子さんとその家族の立場に立って、支援活動を行っている団体です。
神奈川県立こども医療センターを受診する家族が安心して治療に専念できる滞在施設「リラのいえ」の運営、入院・通院する子どものきょうだい児の預かり保育、家族同士が交流できる場づくりなどに取り組んでいます。
全国有数の柑橘の産地、広島県尾道市瀬戸田町の観光施設として1998年に開園。来場者の減少などから2015年の休園を経て2022年から地域課題解決及び活性化を実現するために再出発。
サイクリング人口の増加で訪れる人は増えている中、レモン生産者の高齢化や耕作放棄地の増加等の課題を抱えながらも地域活性につながる次の一手に取り組んでいます。
ご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
プログラムの詳細をお知りになりたい方や、ご不明点・ご質問をお持ちの方には
ぜひご説明させていただきますので、下記のフォームよりお問い合わせください。
プロボノリーグ 登録商標
第6326898号