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ソーシャルアクションアカデミー2022
『ソーシャルリサーチ学科 』参加者募集のお知らせ

社会課題の可視化・構造化に取り組む社会調査を企画・実行する『ソーシャルリサーチ学科』

 

 

 

政府の政策は、研究の蓄積がないまま実施されることもしばしばです(例えば郵政民営化や18歳選挙権など)。

市民が社会調査に参加して政策に影響を与える活動は、いま、ますます求められています。

北海道大学大学院経済学研究科 橋本努 教授

 

この社会にある問題にいち早く気づき、行動しているNPOの方々とともに、学び、調べ、発信する貴重な機会に参加できることを、今から楽しみにしています。

明治学院大学社会学部 坂口 緑 教授

 

社会調査は対話です。調査相手に共感すること、寄り添うことが大切です。

調査法のエッセンスをわかりやすく講義します。

明治学院大学社会学部 石原 英樹 教授

 

 

社会課題解決への挑戦とビジネススキルを磨く超実践型プログラム

 

ソーシャルアクションアカデミーは、非営利組織とともにリアルな社会課題解決に挑戦する経験を通じて、社会に対する生きた知見を手に入れ、本業の場面で発揮できるビジネススキルを磨く超実践型アクションラーニングプログラムです。

 

アカデミー3年目となる今期新たにスタートするのが、明治学院大学とサービスグラントの協働によって実現した『ソーシャルリサーチ学科』です。

 

『ソーシャルリサーチ学科』では、社会科学の研究者や非営利組織のリーダーによる理論・実践両面からの講義社会課題の現場に向き合う実践者の講座やスタディツアーインタビュー調査やアンケート調査を通じたデータの収集とその分析を通じた社会調査の実践等を通じて、まだ十分に実態が解明されていない社会課題の可視化・構造化に挑戦します。

 

「社会課題を多角的に把握し考察する力」を実践的に学ぶ機会として、また、課題解決の最前線で活動する当事者と対話できる機会として、企業の人材開発プログラム、個人の自己研鑽の場として意欲的な皆さまのご参加をお待ちしています。

 

 

参加をオススメする対象者とは?

 

これまでのアカデミー参加者のアンケートを分析すると、ソーシャルアクションアカデミーを通じて得られた気付きや能力、そして、このアカデミーの特徴についての主要なキーワードを、【自分事・リーダーシップ】【実践・実行力】【本業とは異なる立場や関係性】【社会課題とイノベーション】【安心してチャレンジできる環境】の5つに大別できます。

 

また、ソーシャルアクションアカデミーの過去参加者へのヒアリングから、参加をオススメしたい人物像が浮かび上がってきました。ひとつでも該当する方は、答えのない課題に成果を生み出す半年間にぜひチャレンジを!

 

□  普段はヒエラルキーが強い組織構造の中で仕事をしている

□  公募人事など自ら手を挙げて挑戦する機会が少ない

□  管理職の役割上、自ら手を動かす機会を部下に譲っている

□  プロジェクトの規模や役割の細分化から、自ら企画・実施・検証の機会が得にくい

□  コーポレート部門に所属し、普段の仕事の中で社外との関わりがない・少ない

□  ベンチャーやクリエイティブ業界、学生などとの交流や協働の経験がない

□  仕事の中で、いま何やっているんだろうとモヤモヤしていて、現状を打開したい

 

キーワード

#社会感度の向上 #課題解決力 #SDGsの推進 #CSVの実現 #他流試合 #アンケート調査  #インタビュー調査

#多角的視点  #アドボカシー

プログラム概要/アドバイザー・参加団体のご紹介

 

ソーシャルアクションアカデミー『ソーシャルリサーチ学科』は、2022年8月~2023年2月まで、【集中講義】約2カ月、【調査・分析】約4カ月の約半年間のカリキュラムで行います。

 

社会科学の専門家と実践者による多角的視点からの講義

プログラム前半のヤマ場となる集中講義は、2022年9月10~11日に、明治学院大学白金キャンパスで行われます。この場では、社会科学の専門家を講師に招き、来るべき社会像を整理するとともに、社会課題を可視化する調査手法や、データから考察を引き出す方法論などをお伝えします。あわせて、NPOの視点から調査研究活動を推進する意義や可能性を実践的に語ります。

 

社会課題の現場を持つ非営利組織とともに調査・分析を推進

非営利組織のリーダーから社会課題の最新の状況や現在の取組についての講座や、活動現場を訪問・体験するスタディツアーを行います。また、インタビュー調査やアンケート調査を通じて、社会課題の可視化・把握とその分析を進め、調査の成果を最終シンポジウムで発表します。

 

  日時 プログラム概要
#1

8月 4日(木)19:30-21:30

オリエンテーション + 入門講座①「ソーシャル基礎知識」

プログラムの進め方についての詳細な説明のほか、参加メンバーの顔合わせ、ソーシャルセクターや社会的養護などに関する基礎知識に関する講義など、研修を受講するにあたってのベースとなる理解を共有します。

#2

8月 6日(土)10:00-16:30

社会課題の現場で活動するNPOの活動の実際の様子を聞くことで、社会課題の現状を知り、関心を高めます。同時に、団体の視点から「ソーシャルリサーチ」に対すして期待することを把握します。

 

入門講座②「児童虐待と家庭訪問型支援の現状」

【参加団体】

岡田 妙子さん NPO法人 バディチーム 代表理事

親の心身の不調や経済的理由等により子育てに困難を抱える家庭への訪問型支援に取り組んでいます。

 

 

入門講座③「フードバンク活動の広がりと課題」

【参加団体】

米山 廣明さん 一般社団法人全国フードバンク推進協議会 代表理事

フードバンクを取り巻く社会的環境整備を行い、日本にフードバンクかつどうが根付くよう推進する活動や政策提言を行っています。

 

入門講座④「子ども視点で考える離婚と支援のあり方」

【参加団体】

古川 玲子さん 一般社団法人 びじっと 総務部長

面会交流によって子どもと親の間に安定した親子関係を構築することを目指して、子どものための紛争解決や面会交流支援を行っています。

 

 

8月上旬

〜9月上旬

[任意参加]

※参加定員あり

 

< スタディツアー >

①子育てパートナーの声を聞く
家庭訪問型支援を行っているバディチームの「子育てパートナー」のお話を伺います。


②フードバンクの活動現場を見学する
東京近郊で活動するフードバンクの活動現場を訪問し、食材の管理や配達の様子などを見学・体験します。


③面会交流の意義に触れる
支援担当者へのヒアリング等を予定しています。

#3

9月10日(土

10:30-17:00

 

集中講義①「ウェルビーイングのための社会科学」

私たちが目指すのは福祉国家か、新自由主義か。ウェルビーイングをキー概念に、これからの社会のあり方を展望し、求められる学問や能力を提案します。

 

【担当講師】

橋本 努先生 北海道大学大学院経済学研究科教授

新しいリベラルの可視化に向けての社会調査と分析を統括する。専門は社会哲学。著書に『社会科学の人間学』(勁草書房)、『自由原理 来るべき

福祉国家の理念』(岩波書店)など多数。

 

芹沢 一也氏 「シノドス」編集長

アカデミック・ジャーナリズム「シノドス」編集長として、1,000人を超える社会科学者のネットワークを形成。多岐にわたる社会的テーマをめぐって専門家による自由な言論空間を切り開いています。https://synodos.jp/

 

 

集中講義②「社会課題の可視化とソーシャルデザイン」

課題を可視化し公の議論を形成しながら、制度や仕組みを(再)構築するプロセスについて、北欧の事例等を交えながら解説します。

 

【担当講師】

坂口 緑先生 明治学院大学社会学部教授

専門は、市民社会論、生涯学習論。デンマークのノンフォーマル教育機関やNPOについて調査しています。

 

 

 

集中講義③「社会調査の実践事例と成功のための技法」

仮説検証により有意な相関関係を見出すためのアンケート調査とは。インタビュー調査とアンケート調査をうまく繋ぐには。社会調査のさまざまなノウハウやコツを、実践事例を交えながらご紹介します。

 

【担当講師】

石原 英樹先生 明治学院大学社会学部教授

専攻は文化社会学、コミュニケーション論、地域社会論。 近年の関心はLGBTへの寛容性に関する統計分析。大学では「内なる国際化」プロジェクトに所属し難民や移民の子どもへの支援を考えています。

#4

9月11日(日)

9:30-16:00

 

集中講義④「NPOだからこそ白書を作れ その意義と可能性」

社会課題を可視化することは、課題の存在を社会に発信し認識を高めるだけでなく、政策議論の土台を作り、パートナーや支援者のすそ野を広げることにもつながります。NPO活動における社会調査の意義を説きます。

 

【担当講師】

川北 秀人氏 IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表

リクルート、国際青年交流NGO代表や国会議員の政策担当秘書などを経て、94年にIIHOE設立。全国各地でNPO経営や地域づくりの講演・研修活動を精力的に行っています。

 

 

ワーク「調査設計入門」

これまでの入門講座と集中講義の内容を踏まえて、社会調査の企画を行います。調査の目的の設定、仮説の構築、調査手法の検討等を通じて、調査全体の設計に挑戦します。

 

【担当講師】

野沢 慎司先生 明治学院大学社会学部教授

両親の離別・死別、そして再婚後に形成される家族(ステップファミリー)をはじめ、個人の家族意識や行動、夫婦や親子の家族関係のあり方など、現代家族の様々な側面について調査研究しています。

 

茨木 尚子先生 明治学院大学社会学部教授

障害者福祉を中心に、NPOとその支援活動を研究。当事者主体の社会福祉組織とその運営のあり方や、当事者主体のシステム実現にむけた政策提言の可能性等を最近の研究テーマとしています。

 

坂口 緑先生 明治学院大学社会学部教授

石原 英樹先生 明治学院大学社会学部教授

 

#5

9月14日(水)

19:30-21:30

実践講座「社会を動かすアドボカシーの力」
ソーシャルアクションを実践し、社会に大きなインパクトを生み出したお二人から、社会課題へのアプローチや行動指針などについてお聞きします。
『ソーシャルアクション学科』との合同カリキュラムです

 

【ゲスト講師】

青野 慶久さん サイボウズ株式会社 代表取締役社長

夫婦別姓を政策議論に押し上げ、提言活動を展開。その他、働き方改革など世の中に問いかけムーブメントを数多く生み出しています。

 

 


松本 亜樹子さん
 NPO法人Fine ファウンダー

2004年から不妊当事者の自助活動や調査活動に取り組み、企業や政府の不妊治療への支援や経済的負担軽減の制度化を実現しています。

 

9月中旬

10月下旬

[任意参加]

< クラスルーム >

期間中3-4回程度、アカデミー参加者どうしでアイデアを出し合ったり、ディスカッションを行う自由な場として、任意参加の意見交換の場を開催します。
開催日程・頻度については、「木曜夜または土曜午前」を中心に、受講者と相談の上設定します。

#6

10月 1日(土)

9:30-12:00

キックオフミーティング
キックオフミーティングでは、団体・アカデミー参加者チームの間で、調査活動の目標と進め方について検討・合意を図ります。
【参加団体】
岡田 妙子さん
米山 廣明さん
古川 玲子さん

 

10月1日~
1月末

ソーシャルリサーチ実践期間 & メンタリング
チームごとに企画した社会調査を、いよいよ実行に移していく期間です。ステークホルダーへの配慮を行いながら、インタビュー調査・アンケート調査等を進めていきます。期間中、プロボノ経験者が「メンター」として伴走します。

#7

11月24日(木)

19:30-21:30

進捗共有会

各チームによる社会調査の進捗状況を共有するとともに、課題点や苦心している点などについて解決に向けた方策をディスカッションします。

#8

[2023年]

1月14日(土)

9:30-12:00

分析・理論化セッション
収集した調査データをもとに、どのように分析し、社会的な提案・提言へと昇華させるかについて、ディスカッションを行います。

【担当講師】
橋本 努先生/芹沢 一也氏
石原 英樹先生/坂口 緑先生/野沢慎司先生/茨木 尚子先生

#9

2月 2日(木)

19:30-22:00

ソーシャルアクションタンク シンポジウム2023
一般の参加者を対象に、社会調査の成果をひろく報告・発信するイベントです。各チームはこの場で自分たちが取り組んできた社会調査の結果をプレゼンし、また、考察や提言をまとめて発信します。
※研究成果は「ソーシャルアクションタンク」ウェブサイト等に公開します。

#10

2月 9日(木)

19:30-21:30

相互フィードバック & ふりかえり

これまでの取組を振り返り、チームメンバー同士のフィードバックを行ったり、自身の気づきや今後の仕事・生活に活かせるポイントの整理を行い、プログラムを総括します。

 

※ 集中講義(2022年9月10~11日)、および、スタディツアーを除いて、各回とも、Zoomによるオンライン開催を予定しています。

※【担当講師】【参加団体】等の記載がない回は、認定NPO法人サービスグラント代表理事 嵯峨生馬、および、過去のソーシャルアクションアカデミーの卒業生がメンターとして進行・サポートを行います。

※ 講師の都合等により、日程・時間・内容等が変更になる可能性があります。

ソーシャルアクションアカデミー 参加のご案内(募集人数・参加費・参加申込方法等)

 

全11日程のプログラムへの出席に加えて、チームごと、参加メンバーごとに、1週間につき5時間程度のコミットメント(現場訪問・ヒアリング・資料作成等の作業時間)をお願いします。

 

▼募集人数

50名

(最少催行人数:10名)

 

▼参加条件

○ 6カ月間を通じて参加することができ、平均して週5時間程度またはそれ以上のコミットメントが可能なこと

○ これまでのお仕事等で培った経験・スキル・専門知識等を活かして参加できること

○ アカデミーの趣旨、及び、参加団体の取り組みや考えを尊重し、また、チームメンバーと協働しながら活動に貢献できること

○ オンラインツールを活用したコミュニケーションについて積極的に取り組むことができること

 

▼想定する参加者

本プログラムは、企業等にお勤めの「中堅・ミドルマネジメント層(おおむね入社3年目~40代)」の参加を想定して企画しています。座学スタイルの受動的な講座ではなく、参加者一人ひとりの主体的で積極的な参加が求められます。こうした本プログラムの企画趣旨をご理解いただける場合は、所属や年齢等に関わりなく、参加の申込みを歓迎します。

企業単位での参加(同一企業から複数名まとめて参加)や、個人単位での参加(費用は所属企業負担、または、自己負担)など、さまざまな形で参加できます。また、大学生・専門学校生などをはじめとする、学生の参加も歓迎します。

 

▼参加費

1名につき 99,000円(税込)

 

※ 以下に該当する人は、参加費用が半額 49,500(税込)となります。

 ① NPO法人・地域活動団体等に所属している人

 ② 学生(大学生・専門学校生・高校生等)

 ③ 『ソーシャルアクション学科』を今期同時受講する人

プロボノ登録・説明会参加ともに完了している方に、新たに特別参加枠をご用意しました。
 マイページからログインし、「プロジェクト立候補」から内容をご確認の上、参加申込みをお願いします。

※また、GRANT経験者の方で参加ご希望の方は、saa@servicegrant.or.jp にメールでご一報ください。

 

▼参加申込方法

参加申込は、企業単位、または、個人単位のいずれかを選択できます。

[A]または[B]いずれかの方法で、< 2022年 7月 15日(金)>までに事務局宛にご提出ください。

 

[A] 企業単位でのご参加を希望される場合(複数名まとめてお申込みいただけます)

企業用】参加申込書はこちら(Wordファイルをダウンロードします)

 

[B] 個人単位でのご参加を希望される場合

【個人用】参加申込フォームはこちら(ウェブ入力フォームが開きます)

※プロボノ登録・説明会参加ともに完了している方は、マイページの「プロジェクト立候補」からお申込み下さい。

 

▼お支払い方法について

お支払いは、①クレジットカード、または、②銀行振込で行っていただくことができます。

 

① クレジットカード

ソーシャルアクションアカデミー受講費をクレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)でお支払いいただくことができます。

一般参加者は99,000円、割引参加者(*1)は49,500円をお選びいただき[決済画面に進む]ボタンをクリックしてください。クレジット決済サービス会社「アナザーレーン」社の画面が別ウィンドウで開きます。

 

 

② 銀行振込

銀行振込をご希望の場合は、お支払いに先立って、「銀行振込連絡フォーム」へのご記入に、ご協力をお願いします。記入内容を送信いただきますと、自動でお届けする電子メールに、振込先の口座情報のご案内などがございますので、後日お振込の手続きをお願いします。

銀行振込に際して、請求書の発行を希望する場合は申込フォームにてお知らせ願います。

 

▼キャンセル料について

2022年7月15日まで 無料(※)

2022年7月16日以後 49,500円(税込)[割引参加者は24,750円(税込)]
※ 入金・決済完了後に返金を行う際は、決済手数料・振込手数料の実費を差し引いて返金させていただきます。

 

『ソーシャルリサーチ学科』ご案内資料はこちらをご覧ください(PDF 880KB)

 

学生のみなさんへ 「学生枠」応募のご案内

 

社会人と一緒にプロジェクトを推進したい意欲ある学生を最大5名募集します。

 

▼求める人物像

○ 社会課題に関心を持ち、積極的・主体的にプロジェクト遂行に参加できる人

○ ビジネスパーソンから、ビジネススキルを実践的に学びたいと思っている人

○ Word、Excelをはじめ、オンラインでプロジェクトを推進するデジタルツールを使用できる人

 

▼お申し込みにあたって

○ 参加確定に当たっては事前にオンラインで簡単なインタビューを実施します。

○ 参加費は無料となりますが、プロジェクト中の活動見学の交通費や資料印刷費などは自己負担となります。予めご了承ください。

 

▼学生の申込

締切:2022年 6月 30日(木)

 

 

【学生枠】への応募はこちらからどうぞ

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