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プロジェクト紹介
トイボックス

プロジェクト
ウェブサイト
プログラム
サービスグラント(自主)
エリア
大阪府
進捗率
完了
団体名
トイボックス

トイボックスは、こども達と親を元気にするプロフェッショナル集団として、多くの領域の活動を通じてこども達と親が元気でいられる社会を作ることを目標とするNPOです。

具体的には、不登校のこども達、発達障がいの子どもの支援や教育相談を行う「スマイルファクトリー」、ダウン症のこども達のダンスエンタテイメントを教える「ラブジャンクス」、文化・芸術に触れる場や企画を通じてまちづくりを進める「キャンプロジェクト」、スポーツによる青少年支援を進める「リアルスポーツ」、被災した子供たちへの奨学金支援を進める「被災地復興支援」を主軸に、環境づくり、仕組みづくりも手がけています。

NPOのニーズ
主軸となる事業がそれぞれに専門性、独立性が高く、かつ、活動エリアもサービス受益者も異なるトイボックスは、各事業の認知度を獲得するにつれて、その母体であるNPO法人トイボックスを適切に表現し説明することが難しくなる・・・というジレンマを抱えていました。
着実に実績のある活動を重ねる中で、個別事業ごとにではなく、法人としての情報発信を強化し、外部からの理解や共感を得ていくために、法人内に散らばる広報コンテンツを集約し、自主的・継続的に発信できる基盤作りを求めていました。

チームの取り組み
まるで団体名そのものの“おもちゃ箱”のように見えたトイボックスさんの活動を、現場見学や関係者への聞取りなどから一つひとつ理解を進め、各事業の根底に共通する「こども達と親を元気にするプロフェッショナル集団」「こども達と親が元気でいられる社会を作ることを目標とするNPO」という組織全体をつなぐ、まとまりのある言葉で表現しました。

トイボックスを知らない新規のサイト訪問者はもちろん、各事業を入口としてサイトを訪れた方にもその他の取組みが分かりやすいように、各事業だけに蓄積された情報を一旦解きほぐし、配置し直しました。また、それぞれの活発な活動の様子がタイムリーに伝わる機能も整えました。

成果
トイボックスにとって成果として感じられていることは、下記の通りです。
・以前は活動の実態とは裏腹に、ウェブサイトが脆弱なボランティア組織という印象を与えていた。リニューアルを機に法人としての信頼感が増した。
・外部の方と話をする中で、自団体を以前よりも客観的に見ることができ、一緒になって情報整理を進める中で、自団体のコンセプトの輪郭がはっきりした。
・その結果、有限の時間を優先的に投下すべき仕事の選び方、選ぶ感覚が以前よりもシビアに意識できるようになった。
・組織としての全体像を情報としてしっかり打ち出していく、世の中に対して説明をしていこうとする過程で現場にも話し合いが生まれ、仕事の意味や、自分の仕事が全体の事業ツリーの中のどこにあるのか、という説明ができるようになった。
・ウェブのリニューアルをきっかけにさっそく寄付が3件あった。
・就職を希望する学生からの問い合わせが増えた。

NPOの声
NPO法人 トイボックス
事務局長 栗田 拓さん
以前のホームページでは、具体的にどんな活動を行っているのかが分かりにくいという課題がありました。プロボノチームによるウェブリニューアルによって、組織の内外において、多くのよい効果を確認することができました。

組織内では、「仕事を断る」ことができるようになったのが大きな変化です。以前は「こども達のため」という理由で、多くの仕事を請け負い過ぎて、手一杯になることがありました。しかし、ウェブ上で多岐に渡っていた事業が分かりやすくまとめられたことによって、組織が本当に目指すべきビジョンが共有され、中長期的な視野で考えた時に、より重要度の高い仕事を選び抜くことができるようになりました。

組織外においては、多くの方から「ホームページ、見やすくなったね」といった声をいただくようになりました。事業内容がポップに図式化されたことで、初めて見た方にとっても、どんな活動を行っているのかを理解しやすいページ構成になったのではないかと思います。結果として、リニューアルされてから間も無く、複数件のご寄付をいただくことができました。

そして何より、プロボノチームとの出会いが最も大きな財産となりました。プロジェクト完了後も組織に対して理解のある第三者の方から定期的に話をしながらアドバイスをいただくことによって、組織に対してより客観的な視点を持てるようになりました。サービスの利用者という関わり以外の立場に味方を得ることができた人との繋がりはウェブサイトの成果と共に、もうひとつの成果といえます。

これからも、小学生から高校生までのこども達をワンストップで支援するべく、自治体や民間企業とも協力し、事業に力を入れていきます。今まで以上に情報発信にも力を入れていきますので、ご期待ください。

 

進捗状況

アカウントディレクター:
鶴田さん
プロジェクトマネジャー:
浦上さん
マーケッター:
丹野さん
ウェブデザイナー:
野中さん
コピーライター:
小玉さん
マークアップエンジニア:
村井さん

掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。

プロジェクト:ウェブサイト
ウェブモダン
つばめの会
J-heritage
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