コミュニティファンドまち未来(草の根市民基金・ぐらん) [ウェブサイト]

草の根市民基金・ぐらんは、地域を豊かにするために必要な事業をつくり出し、継続した活動を定着させるために必要な「お金」「知恵」「情報」「仲間」について、総合的な支援を行うNPO法人、NPOまちぽっとの助成事業です。
市民事業・活動への「はじめの一歩」、そして「ジャンプアップ」を支援するため、1993年より多くのNPOや市民団体に助成を行っています。

http://citizensfund-grand.org/

NPOのニーズ

コミュニティファンドまち未来では、長年運営し実績を残している草の根市民基金「ぐらん」について、助成先の拡大や、寄付の拡大などを目指しています。
10年間にわたり、100団体以上ものNPO・市民団体に対して資金的な支援を行うことで、団体が大きく成長した成果も出ていることを、もっと分かりやすく、多くの人に伝わる形で発信したいと考え、サービスグラントにエントリーしました。

チームの取り組み

「認知」→「理解」→「行動」という、一般の人がホームページを見て理解する基本的な流れに沿って考えると、従来のホームページは、一般の人にとって入りづらく、理解しづらい内容となっていることが、分析の結果、分かってきました。
そこで、一般の人でも共感し、その団体について理解できるために、団体の積み重ねてきた「実績」を前面に出す構成とする提案を行いました。

成果

社会的な存在にしようという転換期にあった「草の根市民基金・ぐらん」。その全体像が目に見えるかたちになり、社会に発信できるようになりました。
アーカイブ機能と情報発信機能を併せ持つWEBは、助成団体応募の窓口となり、問い合わせへの対応や事務手続きなど事務局の負担を軽減にもつながりました。NPOにとっては知ってて当然の情報でも、一般には全く知られてなかったりすることが多々あることをNPO側も再認識するきっかけとなりました。

NPOの声

草の根市民基金・ぐらん
事務局 奥田裕之さん
多様な専門家が集まりNPOの広報を応援

 活動を広げるためには広報の優先順位が高いのを認識しつつも、NPOは限られた人材と資金で活動しているため、なかなか余力がなく、広報の優先順位を上げられないのが現状です。そこを応援してくれるのがサービスグラントですね。われわれNPOの作業量が普段の業務に支障が出ない範囲に収まるというのもサービスグラントの魅力ではないでしょうか。
普段の活動の中で、社会的なテーマを扱う場合には多様な分野の専門家が集まって取り組むのがベストなやり方だと思っていましたので、マーケッターやコピーライターなどひとりひとり役割の違うメンバーがチームを組むサービスグラントの仕組みはとても分かりやすく、作業が進めやすかったです。

チームメンバー

その他の実績

  • 怪訝そうだった担当者の声のトーンが、変わっていくのが分かりました。
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  • 様々な考え方や意見を出し合うことで、自らの活動への意識が深まりました。
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  • 「DV」で検索すると、Wikipediaに続いて、第2位に表示されます。
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  • 共通認識を役職員が共有する土壌ができたことが最大の財産
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