プロジェクト紹介
にじーず

「LGBTの子ども・若者が安心して思春期をサバイバルできるつながりを作ること」をミッションに、10歳から23歳までのLGBT(かもしれない人を含む) の孤立を防ぐべく、居場所事業を実施している団体です。
高校生を対象にしたある調査では、LGBTの子ども・若者の3人に1人が自傷行為を経験しているというデータもあり、子どもの頃に 自覚し始めたものの、わかり合える仲間が持てないまま、大人になるまで1人で悩み続けている若者が多くいます。安心して過ごせる居場所を提供することで、1人でも多くのLGBTユースを救いたいという想いから、2016年8月に任意団体として東京で発足、その後は全国8都市(札幌・埼玉・東京・新潟・京都・大阪・神戸・岡山)に毎月〜隔月1回の居場所事業を行う拠点を増やしています。
一部、自治体との連携も始まったことで、3〜5年後には10〜15拠点へと増やしていく目途が立っていますが、全国の子どもたちが、親の許可や送迎なしに、公共交通機関などで通える範囲に居場所があることが理想と考えると、まだ十分ではありません。
今後、より多くのLGBT若年層の居場所を作っていくためには、にじーず主催の拠点だけでなく、各地の既存子ども・若者支援機関(児童館、青少年施設、子ども食堂など)と連携することが必要と考えています。
そのためには各支援機関の大人が、当事者を取り巻く環境について、自分事として捉え、気づき、こどもたちを支えるためのプログラムを作り、全国へ横展開していくことが急務と考えています。
今回のプロジェクトでは、団体関係者とのディスカッションなど通じて、LGBT若年層が安心して過ごせる居場所を作るためには、どのような知識や情報、プログラムが必要かを洗い出し、業務マニュアルに加えて、今後の事業展開に役立つコンセプトを提案します。
進捗状況
- メンバー:
- 中村さん 下村さん 中村さん 山下さん Rawatさん 辻さん
2022.06.27
若者支援をしている他団体の方へヒアリングを実施しました。
by 大森
2022.06.24
他地域のユースセンターで活動されている方へヒアリングを実施しました。
by 大森
2022.06.17
地方各地でLGBTユースの居場所事業を行っている団体のオンラインイベントを視聴しました。LGBTユースを取り巻く環境や、各団体の取り組みや課題などについて、理解を深めました。
by 大森
2022.06.09
支援先団体との初顔合わせである、キックオフミーティングを開催しました。チームが事前情報の資料やホームページなどから理解した、団体の抱える課題や今回の支援内容について、認識合わせと意見交換を行いました。これからいよいよ活動が本格化していきます!
by 大森
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
- 日本コンチネンス協会
- うみのアパルトマルシェ実行委員会
- シリア支援団体Piece of Syria