プロジェクト紹介
銀座西四丁目町会銀友会
銀座西四丁目町会銀友会は、戦後の再編を経て昭和27年に設立された町会です。町会区域内には商店や企業など様々な業態の法人・個人が存在し、その中には代々銀座で商売を営んでいる方たちも多くいます。町会では、会員間のコミュニケーションを大切にし、地域の安心安全を守る活動に力を入れており、特に防災意識の向上に注力し、防災セミナーや会員間の交流を深めるためのイベント等を企画・運営しています。また、災害時に備え、避難所運営や他組織と連携した帰宅困難者の受け入れについても検討しています。
今回のプロジェクトでは、地域特性を踏まえた防災ガイドの作成支援を行います。地域特性や防災関連の施設についての情報は、これまで調査したものや区が発信しているものがありますが、発信元が様々であるため体系的に整理されていません。そこで、この地域の人々にとって必要な情報をとりまとめ、災害発生時に迅速かつ的確に行動できるようにするための資料を作成します。具体的には、中央区から提供されている情報や、地域の防災施設や帰宅困難者一時滞在施設等の情報を一元化し、防災施設・避難所の場所や基本的な行動指針、備蓄品の準備方法などをわかりやすくまとめます。
プロジェクトでは、まず町会の現状やニーズを詳しくヒアリングし、その情報を基に、必要な情報の集約、資料の構成案を提案します。その後、関係者からのフィードバックをとりまとめ、意見を反映させたうえで、資料をとりまとめます。この資料は、町会が更新し続けることを前提に、地域で働く様々な人々が、いつでも手に取って閲覧し、地域の特性を理解しながら、発災時に適切な行動がとれるような実用的なものを目指します。
近隣にGINZA SIXや三越伊勢丹もあり、世界有数の商業地・観光地でもある地域の特性を、ぜひ肌で感じながら防災に目を向けていただきたく、現地訪問可能な方は、まち歩きもおすすめです。
進捗状況
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。