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プロジェクト紹介
宮三町会

プロジェクト
短期プロジェクト(町会との関わりしろを生み出すための住民意識調査・提案)
プログラム
行政協働
エリア
東京都
進捗率
0%
団体名
宮三町会
SDGs

JR中野駅南口から徒歩約15分、駅から延びる商店街を通り過ぎて大久保通りに入ると、そこは中野氷川神社へと続く参道として昔から発展してきた地域です。大久保通りの両側に広がる住宅街は主に3つの町会から構成され、宮三町会もそのひとつとして活動してきました。対象地域の約1,000世帯のうち、560世帯ほどが宮三町会に加入しています。古くから住む戸建ての住民に加え、都内各所へのアクセスが良い中野という立地から新しいマンションに引っ越してくる家族世帯・単身世帯まで、幅広い層が暮らしています。
宮三町会では子ども向けのイベントに力を入れており、8月初旬には夏祭りを開催、続いて毎年9月に行われる中野氷川神社の例大祭では各町会の神輿が練り歩き、前日に各町会で行う「子ども祭り」を含め、多くの住民が参加して賑わいます。秋から冬には親子参加もウェルカムの町内パトロール、春には高齢者の方々も楽しみにしているお花見があります。
一方で、宮三町会の神輿の担ぎ手が減少するなど、時代の流れに伴い若い世代の参画に課題がある中で「もっと多くの住民に活動に参加してもらえたら、それぞれの活動内容を充実させられるはず」と考えています。お祭りも地域のみんなでさらに盛り上げて、子どもたちを含めた防災防犯の啓発活動なども充実させていきたい。多様な世代が住まう宮三町会の特徴を活かした、この地域でやりたいことをみんなで出し合うような、いきいきとした町会活動を目指しています。

いま一番の課題となっているのが、対象地域の住民に「自分がどの町会の所属にあたるのか」がまだまだ知られていないこと、そして以前からの住民も含めて町会との接点を作れていないことです。付近の地域は隣接する他町会との境界線がわかりにくい上、特に新たにマンションに引っ越してきた住民への町会活動の案内機会があまりありません。最近役員となった40-50代の若手の方々を中心に、宮三町会の公式LINEを立ち上げての情報発信や町会案内チラシ作成など改善に取り組み始めたところですが、さらなる抜本的な施策が必要とされています。
そこで今回のプロジェクトでは、対象地域の住民の意識調査を行い、今後、住民の方々の町会活動への関わりしろをどう作っていけるかを検討します。どのようにしたら町会活動を通じて新旧の地域住民同士の交流が生まれ、活動を充実させていけるのか、「直接住民の声を聞いて考えたい」というのが現町会役員の皆さんの強い思いです。アンケート調査やヒアリング、他町会の事例調査等の手法を検討し、多様な住民の声を拾うための調査を行った上で、住民のニーズに基づいた今後の活動内容や住民へのアプローチ方法、役員以外の役割を含めた町会活動への関わり方、情報発信の在り方などについての施策を提案します。

 

 

進捗状況

掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。