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プロジェクト紹介
ぷくぷくばるーん

バルーンで遊ぼう
プロジェクト
課題整理ワークショップ(広報に関する課題整理と解決策の提案)
プログラム
ママボノ(自主)
エリア
愛知県
進捗率
7%
団体名
NPO法人ぷくぷくばるーん
SDGs

長期入院する小児患者とその家族は、閉鎖的で刺激の少ない環境により、心からの笑顔を見せる機会がほとんどありません。近年、各病院に保育士やチャイルドライフスペシャリストの配置が進んでいますが、医療に専念する病院では子どもの心の成長まで手が回らず、健常児のように多様で自由な遊びの環境は不十分です。子どもらしい笑顔になれる時間は必要不可欠です。
NPO法人ぷくぷくばるーんは、2008年設立、愛知県内の小児病棟を訪問し、入院中の子どもたちと家族に「笑顔」と「楽しい刺激」を届けています。設立者の長男が小児がんで夭折した体験から、元患者家族の視点で「笑顔の連鎖」を届けたいという想いで活動しています。

主な事業は以下の通りです。
●病院訪問「バルーンで遊ぼう」:点滴中でも参加できる子どもも一緒に作成するバルーンアート活動で、愛知県内4~5病院を毎月定期訪問。
●「旅する人形プロジェクト」: 旅人と人形が入院中の子どもの代わりに夢を叶えるために、リアルタイムでオンラインでつなぎ疑似体験できる企画。3年間で7回実施(年に3回程度)。実施方法としては①1人ひとりの夢と冒険を叶えるとリクエスト型と、②みんなで一緒にたのしむイベント型があります。
約50名のボランティアと、小児科医師や元患者家族が理事として参画し、当事者目線で小児医療における心のケア充実に貢献しています。

「旅する人形プロジェクト」は、長期入院で外に出られない子どもたちの夢や希望を旅人が実現し、リアルタイムで一緒に楽しむことで、困難な状況下でも子どもたちの世界を広げ、笑顔と活力を与える意義深い活動です。また、場所の制約もなく全国展開も可能です。3年後には、年間の実施回数を10回まで増やしたいと目標を置いています。
ただ、その目標を実現するためには、1回あたり約15万円かかる活動費用に対する企業スポンサーや一般寄付の獲得、並行してプロジェクトを進めるためのリーダー増員(現在の倍の20名が必要)が必要です。
また上記を行うためには、現状のウェブサイトやSNSでの情報発信が弱く、活動の魅力を伝えきれていない点も大きな課題です。既存のウェブサイトでは企業向けの案内もなく、Instagramはアカウントがあるものの十分に活用できておらず、支援獲得に必要な「活動の可視化」が不足しています。

そこで、プロボノプロジェクトでは、特に「旅する人形プロジェクト」の持続的な運営と拡大、ひいては団体全体の活動基盤強化のため、広報に関する課題整理と解決策の提案を行います。具体的には、企業向けページの提案と、Instagramの効果的な発信内容やリール動画活用方法の提案、またその他広報に関する改善案を提案を行います。
この支援を通じて、「旅する人形プロジェクト」がより広く認知され、個人寄付者や企業スポンサーを獲得しながら、運営体制を構築し、「旅する人形プロジェクト」が多くの子ども達に届くようにします。

 

旅する人形プロジェクト「オーストラリア大冒険」

 

進捗状況

2025.10.02

オリエンテーションを実施しました。チームでも自己紹介から始まり、今回のプロジェクトと今後の進め方などを確認しました。いよいよ始動です。

掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。