STS GALLERY [マーケティング基礎調査]

STS GALLERYは、症状が少し落ち着き、これから就労を目指そうと考えている精神障害者の方々を対象とした地域活動支援センターです。
社会福祉法人そよ風が運営し、法人内には別に通所施設が1つ、グループホームが4つ、相談支援事業所が1つあります。
こころの病気がある人、ない人に関係なく、自然にモノをつくる人が集まる場所に、また、利用者が自信や誇りを取り戻す場所にしたい、と手縫いで作る皮革小物ブランド「STS GALLERY」を立ち上げ、小物やアクセサリーを中心としたオリジナルの商品製作を行っています。

http://www.soyokaze2002.org/sts-gallery.html

NPOのニーズ

ウェブで検索すると、オリジナル商品ブランドとしてのSTS GALLERYを見つけることはできる(※)ものの、STS GALLERYという精神障害者支援施設(地域活動支援センター)が商品を制作していることをアピールしてこなかったことや、株式会社等でも類似の施設を運営できるようになったことも重なり、新しく施設の利用者の獲得が難しい状況がありました。

「物を作ることが好きな精神障害のある方々」にSTS GALLERYの活動を認知してもらい利用を促進するための施策を検討する必要がありました。

(※)もともと施設名とブランド名は「STS GALLERY」という同じ名称でしたが、現在はブランド名のみ別名に変更しています。

チームの取り組み

精神障害のある方々に対して、公的にどんな制度があり、具体的にどんな支援が受けられるのか、理解を進めつつ、STS GALLERYを紹介してくれている相談支援施設やクリニックにヒアリングを行い、STS GALLERYを利用することにどのような価値・強みがあるのか確認、整理しました。
また、施設の周辺クリニックを調査し、営業先のリストアップを行い、営業ツールの提案をしました。

成果

チームから提供された営業ツールを微調整しながら使い続けることで、「皮小物の制作をやりたい」と言って来られる方が増えました。利用してもらいたい、と思っていた方々へアプローチができています。

また、それだけでなく、利用者さんのSTS GALLERYへの関わり方も変わってきました。
プロボノワーカーという第三者がSTS GALLERYの課題解決の提案を進めていったことを通じて、利用者さん自身にも課題を感じてもらえたのか、「一緒にやっていこう!」という気持ちや姿勢を表してくださる方が増えてきました。利用者さんたちがお持ちの特技、できることを持ち寄って、みんなで作っていく居場所に変わってきています。

NPOの声

STS GALLERY
磯林 光さん
最初はどこまでお話が通じているのか不安でしたが(専門的すぎるので)、お会いする度にみなさんがどんどん勉強され、知識を深めておられることに驚きました。
こちらもお話する度に自分の頭の中が整理されていきました。予想以上の成果物を提出下さり、意識の変容にも影響がありました。
今後のご活躍を期待します。

その他の実績

  • 信頼感が増したことで企業からの大口の寄付が実現しました
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  • 詳細なデータ分析や調査に基づく提案が、スタッフ・理事の大きな刺激に
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  • 怪訝そうだった担当者の声のトーンが、変わっていくのが分かりました。
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  • プロボノチームとの活動を通して課題を再認識。役員の意識が変わりました
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