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プロジェクト紹介
日本アレルギー友の会

プロジェクト
ウェブサイト改善提案
プログラム
サービスグラント(自主)
エリア
東京都
進捗率
38%
団体名
認定NPO法人 日本アレルギー友の会
SDGs

認定NPO法人 日本アレルギー友の会は半世紀を越える歴史を持つ組織で、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患に悩む患者さんを支援しています。
2010年にWebサイトをリニューアルして以降、多様かつ豊富な情報が拡充した結果、目的のコンテンツにたどり着きにくく、スマートフォン閲覧時の見づらさも指摘されています。

本プロジェクトは、①Webサイトの要件整理、②ステークホルダーに対する効果検証、③改善提案書の作成の3フェーズで構成され、主要ステークホルダーのヒアリング結果をもとに情報の優先順位とサイト導線を検討します。
最終成果物として「Webサイト改善提案書」を作成し、 NPOとWebサイト制作者がその提案書をもとにWebリニューアルを円滑に進められること、およびWebサイト訪問者の利便性向上や講演会・患者交流会・療養相談などの申込増加を目指します。

 

 

進捗状況

プロジェクトマネジャー:
ふじもん(藤本さん)
マーケッター:
せんちゃん(千賀さん)
はるちゃん(春田さん)
あきこさん(松田さん)
情報アーキテクト:
あいこさん(村上さん)
やぎちゃん(八木さん)
アカウントディレクター:
つかちゃん(塚原さん)

2025.10.19

秋らしい日の日曜、プロボノチームが、NPO事務所を訪問し、Webサイトリニューアルの方向性を提案・相談しました。せんちゃん(MK)が体調不良で欠席しましたが、彼のGoogle Analyticsデータ分析も、ふじもん(PM)がしっかりと報告しました。

今回、私たちのチームは、スコープ設定書の進め方を発展させて、「Webサイトのワイヤーフレーム(WF)を作る前に、ヒアリングおよび調査データを基にNPOとWFの方向性を相談する」ことにしました。当初は「プロボノ視点でWFを作る」としていましたが、より納得してもらう為の進め方です。次回提案では、今回の中間提案をうけて、具体的なWFを報告します。

武川さん(理事長)、丸山さん(副理事長)ともに丁寧な進め方に納得され、その後の提案を聞かれました。まず、プロボノが整理したWebサイトの現状の課題について、「まったく違和感がない」との反応。NPOとして「ここが課題かもしれない」と想像していたことが、プロボノの定性的なヒアリング、定量的な調査で裏づけられました。

その後は、チーム全員でまとめたヒアリング結果、そこから見える課題と解決の方向性を細かく共有し、NPOとプロボノで議論が続きます。時には、「意味のあるWebサイトリニューアルとする為に、新しいコンテンツが必要」や「患者さんの交流会について、参加しやすい設計が必要」など、スコープから少し発展した意見も飛び交いました。丸山さんが「こうしてNPO関係者の生の声を基に議論できるのは、本当にありがたい」とコメントがあったように、ふじもん、はるちゃん、あきこさん、せんちゃん、あいこさん、やぎちゃんが、チーム全員で集めた意味のある素材が議論を触発し、あっという間に3時間(途中休憩15分)が過ぎました。

ここからは、IAのあいこさん、やぎちゃんを中心に、WFの検討が進みます。もちろん、2人だけに任せず、チーム全員で検討を進めます。そして、これが理想的なデザインやコンテンツなど、Webサイトリニューアル後に反映する中身についても検討が進みそうです。

2025.09.07

9月最初の日曜昼、日本アレルギー友の会の事務所に、理事長 武川さん、副理事長 丸山さん、サービスグラント事務局 柴岡さん、そしてプロボノチーム全員が集まりました。自己紹介に丁寧に時間をかけ、「なぜ、プロジェクトに参加したのか?」「日本アレルギー友の会のような患者会に対して、どういう印象があるか?」など一人ひとりが独自の言葉を話しました。

そして、プロジェクトを円滑に進めるために、チームの仮説やNPOに対する理解を共有し、武川さんと丸山さんからさまざまな情報や視点を共有いただきました。ふじもんが、チームの代表として丁寧に仮説を共有すると、武川さんや丸山さんから即座に言葉が紡がれます──。喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの3疾患が対象である。Webサイトのコンテンツに触れることで、患者さんに治療に前向きに取り組む気持ちになってほしい。Webサイトのターゲットに報道機関も加えてほしい。こうして、私たちのプロジェクトに対する解像度がどんどん上がりました。

ただ一方的に、NPOの話を聞くだけでは決してありません。せんちゃんがWebマーケティングの知識をいかして問いを発したり、あいこさんがWebサイトを通じたステークホルダーの態度変容と患者さんの便益のつながりを確認したり、対話が対話を生む時間が流れました。あっという間に2時間半が経ち、その後はNPOがご厚意で用意してくれたお弁当を食べました。どうしても話題はプロジェクトのことになって、結局は3時間をとおして各人の独自性をもとに、何に取り組めば最適解が得られそうかを深めました。

キックオフミーティングの2日後には、チームの定例ミーティングがあります。丸山さんと相談したヒアリング対象者の要件、質問項目、質問方法などを詰めて、なるべく早く必要なデータを集めにいきます。今後の取り組みに向けてやる気に満ちた雰囲気が、帰路の雑談でもむんむんと溢れていました。だんだんと涼しくなってきた秋模様とは対照的に、チームの熱量は上がっています。

by つかちゃん

2025.08.17

8月17日(日)の午後、銀座にあるビルのとある一室で、日本アレルギー友の会チームが顔合わせをしました。プロボノプロジェクトのポイントを確認し、自己紹介をした後に、プロジェクトの設計書を確認しながら早々に議論が始まりました──。

あきこさんが「NPOのWebサイト改善提案にあたって、NPO主要関係者のヒアリング、NPOステークホルダーのヒアリングを順番に進めるか。それとも、両方のヒアリングを往復すると良さそうか」と大事な観点を提示すると、はるちゃんが応えました。「以前、あるNPOのWebサイト改善提案を行った時は…」と具体的な資料を提示すると、その内容に刺激されて多様な意見が出始めます。

こうして、似た思いで集まった仲間が、初対面とは思えない速度、密度で意見を交換します。意見を出すタイミングは人それぞれですが、全員が意見を言うので、チームの意見としてまとまる。そういう時間が流れました。

約2時間の会議が終わった後は、お菓子をつまみながらの雑談が始まりました。と思いきや、「NPOは、どういう患者さんをターゲットにしているのだろう」という疑問が浮かび、「アレルギーといっても多様だから、Webサイト冒頭に見取り図があると良さそう」という発想が出たりと、リラックスしつつ意味のある意見が飛び交いました。

ふじもんが、慌ててパソコンを開き直し、みんなの意見をメモし始めました。あっという間の3時間が過ぎ、会議室の後片付けも協力して行ったので3分で終わりました。これからは、チームの定例会議でプロジェクトを進めていきます。

by つかちゃん

掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。

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