プロジェクト紹介
東京都民踊連盟

東京都民踊連盟は創立67年の歴史を持ち、東京都スポーツ協会に加盟する唯一の民踊団体として民踊舞踊の普及に取り組んでいます。東京都下8団体が所属し、会員登録者向けに月3回の講習会を実施・指導し、その指導を受けた登録者が地元に帰って民踊を広めています。流派の垣根を超え、様々な講師を迎えながら活動し、次世代に残さなければならない、無くしてはならない日本の伝統芸能の継承に取り組んでいます。
最近の新しい取り組みとして「子ども民踊教室」を実施、30~40代の保護者から「正座からの立ち方を初めて知った」「踊りをしてみるのも良いかもしれない」という声があり、まだまだ日本の良さの継承がされていないと感じる一方、このような若い世代に対してのアプローチが必要であると感じています。
少子高齢化の波の中で会員の減少に歯止めがかからず、会費に頼っての団体運営が困難な状況となっています。古来の伝統芸能である民踊民舞は貴重な日本文化のひとつですが、このままでは先達から継承している技芸を次の世代に伝承していくことが難しくなってきています。
民踊民舞に触れたことのない方々への広報活動のSNSへの移行や、講習会やイベントを開催するために必要な資金不足が大きな課題となっています。70年近く続けてまいりました日々の活動の見直し、イベントの企画等を含めた資金面での改善の実現可能性等について、優先順位を検討しながら解決の糸口をつかみたいと考えています。スムーズな団体運営ができるよう、是非お力添えを頂きたいと思います。
プロジェクトでは東京都民踊連盟の収入源の確保と多様化に焦点をあて、日々の活動内容やイベント等を見直しながら、収益の可能性についての検討をワークショップ形式で実施します。具体的には下記のとおりです。
・団体の活動状況の収益状況の把握と分析
・役員へのヒアリングによる課題整理
・役員参加のワークショップの開催とファシリテーション
上記について、東京都民踊連盟の皆さまとプロボノワーカーが協働することで、プロジェクト終了後に東京都民踊連盟の皆さまがワークショップでの検討事項を速やかに実行できるような機会とします。
進捗状況
2025.09.24
定例ミーティングで、ヒアリングの質問項目のまとめと個別ヒアリングの日程調整を行いました。ステークホルダーごとに、より団体の活動を理解するための質問をチームメンバー全員で検討し、日程が決まり次第個別にヒアリングを開始します。
2025.09.14
9/12-14に東京駅で開催された「TOKYO わっしょい」のイベントに東京都民踊連盟さんが参加されたので、メンバーが見学・参加しました。いろいろな人たちが楽しそうに踊っている姿を目の当たりにし、団体の意義やこれからの活動のヒントがあり、メンバー間で共有しました。
2025.09.14
キックオフミーティングを実施しました。団体の会長はじめ役員(教授)、事務局の方々総勢7名と、プロボノチーム5名がビクタースタジオに集結しました。事前にプロボノチームの作成した資料に基づき、団体の想いや課題等について忌憚のない意見が飛び交い、充実したキックオフミーティングになりました。
2025.09.10
キックオフミーティングに向けてのチームミーティングを行いました。事前に頂いた資料やホームページを確認しながら、団体の課題やステークホルダーを検討し、キックオフミーティングの準備を行いました。
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
- 木曽中央町内会
- THE TOKYO TOWERS自治会
- まちの情報発信講座(ホームページ作成)