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プロジェクト紹介
THE TOKYO TOWERS自治会

プロジェクト
短期プロジェクト(コミュニティづくりを支えるためのSNS活用設計)
プログラム
行政協働
エリア
東京都
進捗率
0%
団体名
THE TOKYO TOWERS ⾃治会
SDGs

勝どき駅から徒歩圏内にある地上58階建てのツインタワーマンション「THE TOKYO TOWERS」の自治会です。2008年に竣工し、分譲と賃貸が混在する約2,800戸・約7,000人規模の居住者がいる、大型タワーマンションの先駆け的存在でもあります。自治会は2009年から、管理組合とは別に、住民同士や周辺地域のコミュニティ形成を担う役割として活動を開始。自治会費は徴収せず、東京都や中央区の助成金や企業協賛などを得ながら活動を続けています。
大型タワーマンションならではの課題にも向き合っており、住民の無関心が引き起こす管理費の高騰や、防災面などが挙げられます。自治会では、「それらを解決できるのは、コミュニティ。住民同士が薄くでいいから日常的につながり合い、情報交換できる関係性を作ること」との思いから、周辺地域を巻き込んだイベント開催にも積極的に取り組んできました。特に「コミュニティフェスティバル」は毎年2,000人規模が集まり、住民同士の交流や外部とのつながりを育む重要な機会となっています。
一方で、近年は住民の高齢化や入れ替わりの多さに伴い、また、ホテルライクな生活といったイメージも手伝って、コミュニティ意識の希薄化や自治会活動の認知不足も課題です。
現在、自治会ではFacebookやLINE公式アカウントを中心に情報発信を行っていますが、イベント告知的な活用が主であり、自治会がコミュニティづくりに取り組む思いや意義が十分に伝わっていない状況です。また、外部に対しても「地域に開かれた自治会」としての姿が発信されておらず、活動の広がりや評価につながりにくい課題があります。
本プロジェクトでは、成果物として「SNSを活用した情報発信設計案」を作成します。まず現状の情報発信課題を整理し、住民に向けては自治会活動の認知とともにコミュニティへの参加意識を高め、外部に対してはコミュニティづくりに取り組む大型タワーマンションのモデルケースとして知ってもらうための発信の方向性を検討します。さらに、LINE公式・Facebook・Instagramといったツールの役割を整理し、イベントとの連動など、効果的に情報が届く仕組みを設計します。
最終的には「どの媒体で、誰に、どのタイミングで、どのようなメッセージを届けるか」を整理した情報発信設計案として取りまとめ、自治会の皆さんが無理なく継続的に運用できる形を目指します。

※10月26日のコミュニティフェスティバル開催があり、参加者の様子や周辺環境を知ってもらうためにも原則チームの方には当日のご参加をお願いします。

【自治会よりコメント】
人口数千人規模のタワーマンションは、ひとつの「都市」としての性格を持ち、利点も課題もこれまでの住宅とは異なります。THE TOKYO TOWERSの自治会は、そのような新しい都市型コミュニティをどう形づくるかという挑戦の最前線に立っています。今回の支援プロジェクトは、まさにそのデザインを共に考え、実際に動かす場です。新たな視点が加わることで、この大規模コミュニティの未来を切り開いていけると期待しています。

 

 

進捗状況

掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。