プロジェクト紹介
NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム
「ごみ問題と向き合い、自然とともに生きる社会」を目指し、荒川でのごみ対策活動をモデルに、世の中全体のごみ問題の解決を目指して活動をしています。活動内容としては、調べるごみ拾いを行い、その種類と数を確認する「荒川クリーンエイド」、子どもや企業の社員を対象とした「環境教育」、また水質調査や流域・全国の環境団体との連携、情報配信等を行っています。
ごみ拾い活動は体力的にハードな面もあり、参加者が男性に偏りがちです。そのため、女性や若い人の参加率が低く、その層に対する河川や海洋のごみ問題の周知が課題でした。そこで、情報配信活動の一環として、荒川河川敷に堆積しているマイクロプラスチックを使用したアクセサリーブランド「aid to」をコロナ禍に立ち上げました。「aid to」のアクセサリーを手に取って使ってもらうことで、マイクロプラスチックについての認知を広げています。
「aid to」では30代の女性をターゲットに、シックで大人っぽいデザインのアクセサリーやキーホルダーを作成。オンライン通販、ハンドメイドや環境系の販売イベントへの出店、また企業でのワークショップ等を通して、販売をし、今までリーチしていなかった層へと広がってきています。ただ、当初の目標にはなかなか到達せず、特にオンライン上での販売があまり動いていないという課題があります。
そこでプロボノプロジェクトでは、30代の女性をターゲットとし、「aid to」を手に取ってもらい、環境問題を多くの人伝えるためのマーケティング基礎調査を行います。
ターゲット層へのヒアリングや過去の購買者に対するヒアリング等を行いながら、「aid to」の魅力と感じることや課題点、価格帯についてフィードバックを得ます。また、情報を届ける手段として、SNSやイベントなどどういった場所で、どのような情報を届けると、より手に取ってもらえるのかを調査・検討し、提案を行います。
プロジェクトを通じて、今までよりも幅広い年代・性別の人に、河川/海洋ごみ問題について知ってもらえるよう支援します。
進捗状況
- チームメンバー:
- 大橋さん 清水さん 林さん 幸松さん
2023.12.20
提案に対する回答と承認を実施しました。
2023.12.05
成果提案ミーティングを実施し、今後「aid to」を広げていくためのアイディアやアクションプランについて提案をしました。今後、より実現に向けての後押しになるよう、成果物をブラッシュアップしていきます。
2023.11.24
成果提案に向けてドラフト版を送付し、今後フォーカスポイントについてフィードバックをいただきました。
2023.10.24
中間提案ミーティングを実施し、ヒアリングやアンケート結果から、現時点の商品の強みや課題などについてまとめ、今後の解決策のアイディアを提案しました。また、成果提案に向けての方向性について合意しました。
2023.10.23
チームミーティングを行い、収集した情報のまとめと分析を実施しました。
2023.10.17
アクセサリーの購入者へのヒアリングを実施しました。
2023.10.13
自社内でアンケートを実施しました。またSNSのフォローわーに対するアンケートも行いました。
2023.10.12
協働を行う企業に対するヒアリングを実施しました。
2023.10.04
アクセサリーの制作を行うスタッフやデザイナーへのヒアリングを実施しました。
掲載情報はプロジェクト実施時点のものです。最新情報は団体のウェブサイト等でご確認ください。
- 東京都民踊連盟
- Teach For Japan
- 日本オーガニックコットン協会